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FIRE AND WATER / FREE [フリー / バッド・カンパニー]

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『ファイアー・アンド・ウォーター』 (PSCD-1035)
   1. ファイアー・アンド・ウォーター
   2. オウ・アイ・ウェプト
   3. リメンバー
   4. ヘヴィ・ロード
   5. ミスター・ビッグ
   6. ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー
   7. オール・ライト・ナウ

 クイーンのヴォーカリストになったポール・ロジャースが在籍したフリーの3枚目(1970)。ポール以外のメンバーはポール・コゾフ(ギター)、アンディ・フレイザー(ベース)、サイモン・カーク(ドラムス)で、このうちポール・ロジャースとサイモン・カークがバッド・カンパニーのメンバーになります。
 私が初めてこの作品を聴いたときのイメージは、「大人のロック」。ポール・ロジャースの力強くも男の哀愁を感じさせるヴォーカルとポール・コゾフの「泣きのギター」の組み合わせは、まさにいぶし銀の魅力です。特に4や7でのギターは絶品。
 CDになってから聴いたとき(私が持っているのはリマスタリングされていない盤ですが)、アンディ・フレイザーのベースがユニークなんでびっくりしました。「ミスター・ビッグ」後半でのプレイや、ヒット曲「オール・ライト・ナウ」のサビの部分でのプレイなど、「(収斂せず)拡散するベース」、とでも言いましょうか、一度聴いたら忘れられないプレイです。
 現行盤は6曲のボーナストラックが収録されているようです。
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ALL THE YOUNG DUDES / MOTT THE HOOPLE [フリー / バッド・カンパニー]

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『すべての若き野郎ども』モット・ザ・フープル
  1. スウィート・ジェーン
  2. ママのかわいい宝物
  3. すべての若き野郎ども
  4. サッカー
  5. ジャーキン・クローカス
  6. 新しき若者たち
  7. ソフト・グラウンド
  8. レディ・フォア・ラヴ
  9. アフター・ライト
  10. 潜水夫
デヴィッド・ボウイのプロデュースによるモット・ザ・フープルの5作目(72年)。グラム・ロックを代表する名盤.....ということでありますが、グリッターな雰囲気ではなく、正統なロックン・ロールという感じです。グラム・ロックというのは外見的な雰囲気をさす言葉と考えた方がよさそうですね。
 オープニングはルー・リードの「スウィート・ジェーン」。タイトルナンバー「すべての若き野郎ども」はボウイの書き下ろしですが、ボウイ自身もセルフ・カヴァーしています。名曲ですね。ボウイは「やらなきゃよかった」って後悔したんじゃないですかね?モット側は「サフラゲット・シティ」を望んだもののボウイに断られたそうですが。ラストを飾る美しいバラード「潜水夫」も名曲。ボウイの「スペース・オディティ」にしばしば比べられます。

 ギターのミック・ラルフスが後にバッド・カンパニーを参加するわけですが、ボウイつながりでミック・ロンソンもモットのメンバーだった時期もあります。次作『革命』(73年)にはロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイがゲスト参加していますが、ボウイの次にはロキシーと関わったというのも、グリッターですね。96年には元メンバーのモーガン・フィシャーのプロデュースにより、イエロー・モンキー、ハイ・ロウズ、ザ・ブーム等が参加したトリビュート盤がリリースされていますが、それにはクイーンのブライアン・メイも参加してます。かつてクイーンはモットの前座としてアメリカ・ツアーを行った時期もあったからでしょう。時代は廻る。


現行盤は以下のボーナス・トラックを収録。
10. 新しき若者たち (デモ・ヴァージョン)
11. ブラック・スコルピオ (デモ・ヴァージョン)
12. ライド・オン・ザ・サン (デモ・ヴァージョン)
13. 新しき若者たち (シングル・ヴァージョン)
14. すべての若き野郎ども (D.ボウイ/I.ハンター Vocal)
15. サッカー (ライブ・ヴァージョン)
16. スウィート・ジェーン (ライブ・ヴァージョン)

このうち14は、ボウイによるガイド・ヴォーカル・ヴァージョンで、リード・ヴォーカルはすべてボウイによるもの。
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