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LIVE IN CONCERT / EMERSON, LAKE & POWELL [エマーソン、レイク&パウエル]

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 ELパウエルの音源では最も音がよいことで有名なのが、86年のフロリダ公演。場所は Lakeland Arena(Civic Center)。昔から様々なタイトルでリリースされてきましたが、グレッグ・レイクによる監修のもと、2003年に『LIVE IN CONCERT』というタイトルでオフィシャル・リリースされました。現在は普通に流通しており、Amazonでも買うことができます。ジャケットが変更されているうえ、メドレーの「悪の教典~アメリカ~ロンド」を3曲と数えてクレジットしているので、11曲収録というクレジットになってますが、内容はまったく同じです。収録日のクレジットが「November 1986」と間違っているのもそのまま(正しくは「10月4日」)。再発を機に完全版を期待しましたが、昔のままだったのは残念。

『LIVE IN CONCERT』
1.ザ・スコア
2.タッチ・アンド・ゴー
3.ナイフ・エッジ
4.海賊
5.フロム・ザ・ビギニング
6.ラッキー・マン
7.庶民のファンファーレ
8.火星
9.悪の教典#9第2印象~アメリカ~ロンド

他のアイテムの収録曲は、
『EMERSON, LAKE, AND POWELL BACK IN AMERICA』
1.ザ・スコア
2.ナイフ・エッジ
3.スティル......ユー・ターン・ミー・オン
4.ウォッチング・オーヴァー・ユー
5.ラーニング・トゥ・フライ
6.海賊
7.フロム・ザ・ビギニング
8.ラッキー・マン
9.庶民のファンファーレ
10 火星
11.悪の教典#9~アメリカ~ロンド

『THE SCORE』
1.ザ・スコア
2.展覧会の絵
3.タッチ・アンド・ゴー
4.火星
5.悪の教典#9~アメリカ~ロンド

また『COZINESS』(OFF THE RECORDS OTR65513/14)というタイトルのアイテムもありますが、これは『BACK IN AMERICA』と同内容。私は持ってませんが、AYANAMIの『LIVE SPECTACULAR 』は完全版で、「タルカス」が収録されている模様(ただし「展覧会の絵」と「タルカス」はSBではなくオーディエンスとのこと)。曲数が一番少ない『THE SCORE』ですが、「展覧会の絵」のSBが聴ける、というのがウリ。 いずれも一長一短ですなぁ。




ライヴ・イン・コンサート

ライヴ・イン・コンサート

  • アーティスト: エマーソン、レイク&パウエル
  • 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
  • 発売日: 2010/02/24
  • メディア: CD



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THE COURT OF THREE KINGS / EMERSON, LAKE & POWELL [エマーソン、レイク&パウエル]

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『THE COURT OF THREE KINGS 』 (HIGHLAND HL394/395)
  ディスク1
   1.ザ・スコア
   2.ラーニング・トゥ・フライ
   3.海賊
   4.ナイフ・エッジ
   5.タルカス
   6.展覧会の絵
   7.スティル.....ユー・ターン・ミー・オン
   8.ウォッチング・オーヴァー・ユー
  ディスク2
   1.ピアノ・ソロ
   2.クレオール・ダンス
   3.フロム・ザ・ビギニング
   4.ラッキー・マン
   5.庶民のファンファーレ
   6.タッチ・アンド・ゴー
   7.火星、戦争の使者
   8.悪の教典(第1印象パート2)
   9.アメリカ
   10.ロンド

 1986年9月23日、アメリカオハイオ州クリーヴランドでのライヴを収録した2枚組CD。音質は並より上のオーディエンス。「ザ・スコア」は「庶民のファンファーレ」のイントロから。レイクのヴォーカルがはいると歓声が上がります。
 セットリストを見ると分かるように、メインはELパーマー時代の曲の曲。「タルカス」「展覧会の絵」「悪の教典」は、ハイライト部分の演奏。レイクのヴォーカルは、92年の再結成ELパーマーの時には、衰えて切っていますが、この頃は伸びやかで艶やか。「海賊」での♪I will take you♪の「ア~イ」の部分もしっかり出ています。コージー・パウエルのドラムもタイトで素晴らしい。海賊」での大砲を連射するかのように響き渡る感じはカール・パーマーよりもいいかも。個人的には、作曲能力がなくバンドに対する貢献が低いくせに、上半身裸で退屈なドラム・ソロを延々と繰り広げて目立とうとするカール・パーマーよりも、シャープなドラミングのコージーのほうが、このユニットにはあっている気がします。「ラッキー・マン」ではヴォーコーダー?を使うなど、テクノロジーの進化にあわせた演奏も好感が持てます。
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BACK ON THE ROAD [エマーソン、レイク&パウエル]

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Disc 1
   1. Back On The Road #1("The Score" Instrumental Version , Line Recording)
   2. The Miracle #1 (Instrumental Version)
   3. Band Discussion #1
   4. The Miracle #2 (Instrumental Version)
   5. Back On The Road #2("The Score" Demo Version)
   6. Band Discussion #2
   7. Back On The Road #3("The Score" Demo Version)
   8. Back On The Road #4("The Score" Demo Version)
   9. Back On The Road #5("The Score" Demo Version)
   10. Back On The Road #6("The Score" Demo Version)
   11. Band Discussion #3
   12. Greg Lake Bass Session with Keith & Cozy
  Disc 2
   1. Locomotion
   2. The Miracle #3 (Instrumental Version)
   3. The Miracle #4 (Instrumental Version)
   4. Conversation with the equipment technicians
   5. Back On The Road #7(Keith added piano riff)
   6. Back On The Road #8 ( conversation with the equipment technicians)

 ELパウエルのリハーサルの模様を収めた2CD-R(AYANAMI -124)。音質は様々。ELパウエルのリハーサル音源は、86年のアマリカ・ツアー前ロサンゼルスで収録された音源がオフィシャルでもリリースされていますが、これはツアーではなくレコーディングのためにキース所有のスタジオで85年に収録された音源とのこと。

 アルバム中最でも出来がよい曲の一つである「スコア」の制作過程がわかるので、興味深いと言えば興味深いですが、トラック・リストを見てもらうとわかるように同じような曲がいくつも続くので、よほどのファンにしかお勧めできないアイテム。オフォシャルでリリースされたリハーサルの方が、ヴァラエティに富んでいる分ずっと楽しめます。会話の概要は中ジャケに記載してあります。一番面白いのは、2枚目の5曲目で、テープを聴きながらキースがピアノを弾いています。
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EMERSON, LAKE & POWELL [エマーソン、レイク&パウエル]

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 エマーソン、レイク&パウエル (UICY-9126)
   1. ザ・スコアー
   2. ラーニング・トゥ・フライ
   3. ザ・ミラクル
   4. タッチ・アンド・ゴー
   5. ラヴ・ブラインド
   6. ステップ・アサイド
   7. レイ・ダウン・ユア・ガンズ
   8. 火星-戦争をもたらすもの
   9. ロコモーション
  10. ヴェイカント・ポゼッション

 カール・パーマーがエイジアに在籍していたため、キース・エマーソンとグレッグ・レイクがコージー・パウエルをドラマーに迎えて制作した作品(86 年)。ちなみに83年にはグレッグ・レイクがエイジアに一時参加したりしてます(翌84年には脱退)。一方エイジアは『アストラ』というサード・アルバムを85年にリリースしていますが、評判は芳しくありませんでした。カールが「ELパウエルはELPと名乗るな」とクレームをつけたのは、その苛立ちのせいかも。
 コージー・パウエル(98年に自動車事故で死亡)は、ジェフ・ベック・グループを始め、リッチー・ブラックモアのレインボー、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイク、ブラック・サバスなどハード・ロック系の大物バンドを中心に華々しいキャリアを持つ名ドラマーでした。彼の加入はセールス的にはともかく音楽的には大成功です。ロック調の曲が多いのもその理由でしょうが、手数が多いだけのカール・パーマーよりもタイトでパワフルなコージーのドラミングはフィットしています。「庶民のファンファーレ」のような高揚感をもった壮大な1(全日本プロレスのテーマ)を始め、伸びやかな2,再結成したELパーマーでも演奏されていた4、グレック・レイクの叙情性がよく出ている7など、いい曲が多いです。ホルストの組曲『惑星』からとられた8は、バスドラを多用するコージーの持ち味がよく出ている選曲。グレッグ・レイクの声も往年通り伸びやかです。9と10はボーナス・トラックで、それぞれ4と7のB面曲。
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