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ROGER THE ENGINEER / THE YARDBIRDS [ヤードバーズ]

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 『ロジャー・ジ・エンジニア / ヤードバーズ」』
   1. Lost Woman
   2. Over, Under, Sideways, Down
   3. Nazz Are Blue
   4. I Can't Make Your Way
   5. Rack My Mind
   6. Farewell
   7. Happenings Ten Years Time Ago
   8. Psycho Daisies
   9. Hot House of Omagarashid
   10. Jeff's Boogie
   11. He's Always There
   12. Turn Into Earth
   13. What Do You Want
   14. Ever Since the World Began
   15. Mr.Zero
   16. Knowing

  66年にリリースされたヤードバーズの2枚目。このアルバムからギターはジェフ・ベックですな。私が持ってるのは、独LINE盤に日本語のオビと解説をつけてMSIからリリースされたヴァージョン(LICD 9.00137)。なんか色が黄色っぽいやつも見たことがある。ボーナス・トラックとして7(「幻の10年」)・15・16の3曲を加えてあるが、7ではジミー・ペイジとジェフ・ベックのツイン・リードが聴ける。15と16はキース・レルフのソロ・シングルから。プロデュースには、2代目マネージャーのサイモン・ネイピア=ベルも名を連ねている。彼はアリオラ時代のJAPANをプロデュースしたことでも有名だね。ヤードバーズのマネージャーってなぜか山師っぽい???
 ジェフ・ベックのギターに耳が傾いてしまうのは致し方ないですな。ファズやフェイードバックを使ったプレイはワイルドでカッコイイし、当時としては独創的だったでしょう。インスト「ジェフのブギー」なんて曲が収められているあたり、彼を全面に出して「R&Bグループ」からのイメチェンを図ろうとしたに違いない。「Over, Under, Sideways, Down」が平凡なR&Bに終わっていないのは、オリエンタルなフレーズがはいっているからだし、フォーク・タッチの「Farewell」にも彼らの意気込みが感じられる。でも個人的に一番興味深いのは、独特の浮遊感を持った「Turn Into Earth」かな。日本盤のライナーにも書いてあるけど、あらゆる音楽をなんでも取り入れようというスタンスは、多分レッド・ツェッペリンに継承されたのだと思う。またキース・レルフのソロ2曲も、後のルネサンス(第1期)につながる点を考えると興味深い。
 なんでもモノラル・ヴァージョンではベックのギターのミックス違いがあるそうで、現行のCDではモノラル・ヴァージョンも収録されている。値段も安いし買ってイイかも。ミックス違いって、聴いてすぐに分かるくらいに違うのかな.....???
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