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1975年5月25日  アールズ・コート最終日 ツェッペリン最強伝説 [レッド・ツェッペリン]

 1975年5月25日のアールズ・コート千秋楽は、ツェッペリンのライヴ・アクトの中でも出色のステージだと思う。大規模な北米ツアーを成功裏に終わらせた後の本国への凱旋公演であることに加え、最終日のためその後のステージを気にせず全力での演奏ができたこともあっただろう。音と同時に映像を見ていると、彼らの「うれしさ」みたいな雰囲気が感じられる。

 3月まで行われていた北米ツアーとの大きな違いはアコースティック・セットが組み込まれていることだが、そのこともあって北米ツアーでの暴れっぷりに比べると、王者の風格を感じさせるステージだ。北米ツアーでは「ノー・クォーター」の次は「トランプルド・アンダーフット」であることがほとんどだったが、アールズ・コートでは(北米ツアーではセット・リストになかった)「タンジェリン」であり、ジョンジーのキーボードが幻想的な「ノー・クォーター」からエレクトリック・ヴァージョンの「タンジェリン」と、ロバートが歌い上げる2曲が連続する様は実に端正で、品格を感じさせる(「タンジェリン」終盤の欠落が実に残念!)。アンコールには他の日に演奏されなかった「ハートブレイカー」と「コミュニケイション・ブレイクダウン」まで演奏されており、聞き所満載のステージだ。が、やはり映像のほうがずっと楽しめる。ロバートが髪を手でかき上げたり顔にかかる髪を振る仕草や、左手でマイクを持ちつつ右手は指を立てたりと細かい動きをする様、ジミーの意外にクールな様子もカッコいいが、ジョンジーの華麗なキーボードさばきに心ひかれる。「ノー・クォーター」はもちろん、「トランプルド・アンダーフット」「カシミール」でのジョンジーを見ていると、後期ZEPの屋台骨を支えていたのはジョンジーであったことを実感する。その他、ジミーがヴォーカルに参加するシーンも神。全員が参加する「タンジェリン」もいいが、「胸一杯の愛を」でロバートとジミーがマイクを分け合う姿は、クイーンなど後続のバンドへと受け継がれる英国的な華麗さを感じる

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 アールズ・コート最終日のコレクターズCDで最も早くリリースされたのは、1993年頃の『Earl's Court 1975』(MUD DOGS-024/025/026)であったがこのアイテムはオーディエンスソースである。当時の『GOLD WAX』誌には「あまり良くないオーディエンス録音」と紹介されており、ファー・イースト・レコードの広告には1万1800円という値段が掲載されていたため、購入はしおなかった。私が最初に聴いたこの日の音源は、『Shake For Me, Baby』(MISSING LINK ML-017)というタイトルで、「カシミール」「ノー・クォーター」「タンジェリン」の3曲が収録されていた(全6曲の収録で、残り3曲は77年のシアトル)。これも1990年代前半のリリースであり、当時から「タンジェリン」の終盤はフェードアウトだった。次いで『EARL'S COURT '75 FINAL COURT』(CDM016)は『Shake For Me, Baby』の3曲に加えて「永遠の詩」と「レイン・ソング」が収録されており、「もしかすると25日も24日同様の音源が残っているのではないか?」と期待が高まったものである。そしてついに2000年代にはプロショットの映像も見ることが可能となり、それをソースにしたCDの音質も90年代とは比べものにならないほど向上した。

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 現行のCDはいずれも映像のSB音源をソースとして「タンジェリン」の欠落部分を補填したものであり、とても音が良く安心して聴くことができる。私が持っているのは以下の3セットだが、どれも良い。

・『A Young Person's Guide To Led Zeppelin 』(Empress Valley EVSD 256~9)
 かつてEmpress Valleyからリリースされていた『WHEN WE WERE KINGS』のリイシューであり、ディスクには旧タイトルである「WHEN WE WERE KINGS」と印字されている。

・『Bataille De Trafalgar 』(Wendy)
 4CD+2DVDの6枚組ボックス。DVDは3種類の音源(「SB」「オーディエンス」「SB+オーディエンス」)を切り替えることが可能。欠落部分の映像はなし(音声のみ)。
  メーカーインフォ https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-bataille-de-trafalgar/

・『EARL'S COURT 1975 FINAL NIGHT』(LIGHTHOUSE)
個人的には、イコライジング的に私の好み。
  メーカーインフォ  https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-earls-court-75-final-night/

・映像
 元ソースの映像も「タンジェリン」終盤が欠落している。WendyのDVDでは欠落部分はブラックアウトで、Empress Valley盤(『レッド・ツェッペリンの歴史』収録盤)は、スローモーション映像になっている。



Led Zeppelin - Live at Earls Court (May 25th, 1975) - Video (Official Songs Removed)



Led Zeppelin - Rock And Roll (4K AI Upscaled) - May 25, 1975




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1975年5月24日~アールズ・コート4日目 [レッド・ツェッペリン]

 レッド・ツェッペリンの1975年というと北米ツアーでの名演も多いが、北米ツアー終了後の5月に行われた母国への凱旋公演アールズコートもよい。アールズ・コート5日間のうちベストは何日目か、という話になると4日目の24日または最終日の25日のいずれかで落ち着くだろう。どちらがよいかと問われると、25日の方がよいと思う。私が最初に聴いたアールズ・コート音源が4日目だったので、どちらかというと24日の方にに愛着があるが、映像・音源・演奏を総合的に鑑みても最終日の方に軍配が上がる。

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 最初に聴いたアールズコート4日目は『ABSCENSE』というアナログ2枚組で、1枚はアールズコート、もう1枚は初期の音源を集めたコンピレーションだった。中学生の頃に雑誌『音楽専科』の広告を見て買ったレコードである。アールズコートの方は24日のオーディエンスで、「ノー・クォ-ター」「タンジェリン」「カシミール」「ゴーイング・トゥ・カリフォルニア」「ザッツ・ザ・ウェイ」「ウッドストック」の6曲が収録されていた。ジョニ・ミッチェルの「ウッドストック」が、実は「幻惑されて」の一部であることを知ったのは随分とあとのことだった。

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★『Prime Cuts』(DYNAMITE STUDIO DS92S041/042)
【CD1】
 01. No Quarter
 02. Tangerine
 03. That's The Way
 04. Bron-Yr-Aur Stomp
 05. Trampled Underfoot
【CD2】
 01. Dazed & Confused
 02. Stairway To Heaven
 03. Whole Lotta Love
04. Crunge
 05. Black Dog

その後買ったのが『Primes Cuts』という2枚組で、LPレコードサイズのボックスにアールズコートのパンフレットのレプリカが付属という豪華なセットであったが、CD2枚組全11曲という中途半端な内容で「カシミール」がはいっていないことにガッカリしたものである。SBだがイコライジングがイマイチ。ドラムとベースを目立たせるために低音域を強めたせいか、曲によっては低音がズーンと響いて聞きづらい。

★『Earls Court』(Silver Rarities ‎ SIRA 60/61/62)
【CD1】
 01. Introduction
 02. Rock 'N' Roll
 03. Sick Again
 04. Over The Hills And Far Away
 05. In My Time Of Dying
 06. The Song Remains The Same
 07. Rain Song
 08. Kashmir
【CD2】
 01. No Quarter
 02. Tangerine
 03. Going To California
 04. That's The Way
 05. Bron-Yr-Aur Stomp
 06. Trampled Underfoot
 07. Moby Dick
【CD3】
 01. Moby Dick
 02. Dazed & Confused
 03. Stairway To Heaven
 04. Whole Lotta Love / Crunge
 05. Black Dog


 Silver Raritiesも90年代は高い評価を得ていたレーベルだった。基本SBで、初めて聴いたときはビックリしたアイテムだったが、音質が向上したアイテムが多数出回っている現在今聴いてみると、音揺れが目立ったり音質もこもり気味である。オーディエンスではあまり気にならなかったが、SB音源ではロバートの声が裏返る箇所が目立つ。「ゴーイング・トゥ・カリフォルニア」などをオーディエンスで補填しているが、編集は雑な印象を受ける。「カリフォルニア」は元マスターでも欠落しているようで、懐かしのCondor/Toastedの『Silver Coated Rails』でも「カリフォルニア」のイントロが始まった途端にブチッと切れてしまい、「ザッツ・ザ・ウェイ」がスタートする。

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★『Your Mother Wouldn't Like It!』(TDOLZ VOL.67)
【CD1】
 01.Rock And Roll
 02.Sick Again
 03.Over The Hills And Far Away
 04.In My Time Of Dying
 05.The Song Remains The Same
 06.The Rain Song
 07.Kashimir
【CD2】
 01.No Quarter
 02.Tangerine
 03.That's The Way
 04.Bron-Yr-Aur Stomp
 05.Trampled Underfoot
【CD3】
 01.Dazed And Confused
 02.Stairway To Heaven
 03.Whole Lotta Love
 4.Black Dog

90年代末、「ツェッペリンはとりあえずThe Diagrams Of Led Zeppelin を買っておけばOK」的な印象があったほど、TDOLZは良質なアイテムを多くリリースしていた。アールズコート4日は有名なオープニングのMCのフレーズがタイトルとなっている。Silver Rarities盤より音質は向上しているが、「ゴーイング・トゥ・カリフォルニア」だけでなく「モビー・ディック」もカットされていたのが残念。音がブレる箇所がSilver Rarities盤と同じなので、「同じマスターを使ったな」と当時は思ったものだ。


★『Fourthcoming』(Image Quality ‎– IQ 065/066/067/068)
【CD1】
 01. Rock And Roll
 02. Sick Again
 03. Over The Hills And Far Away
 04. In My Time Of Dying
 05. The Song Remains The Same
 06. The Rain Song
 07. Kashmir
【CD2】
 01. No Quarter
 02. Tangerine
 03. Going To California
 04. That's The Way
 05. Bron-Yr-Aur Stomp
 06. Trampled Underfoot
【CD3】
 01. Moby Dick
 02. Dazed And Confused (Includes Woodstock)
【CD4】
 01. Stairway To Heaven
 02. Whole Lotta Love (Incl. The Crunge)
 03. Black Dog

 アールズコート4日目のオーディエンスソースは3種類あるが、そのうち最長版のソース2を使っているのが『Fourthcoming』(Image Quality) である。「ゴーイング・トゥ・カリフォルニア」の欠落を補填する場合、多くはこのソース2を使っているようだ。残念ながら「ノー・クォーター」の音質が他よりも劣る。前述の『Absence』はソース1を使っており、ソース1の「カリフォルニア」には冒頭に笑い声のような声が入っている。『Fourthcoming』の空気感は、「昔のブート」っぽくて私は好きだ。今でも十分聴ける。


★『Odesseus 』(Celebration CDM-004LTD)
【CD1】
 01. Introduction
 02. Rock And Roll
 03. Sick Again
 04. Over The Hills And Far Away
 05. In My Time Of Dying
 06. The Song Remains The Same
 07. The Rain Song
 08. Kashmir
【CD2】
 01. No Quarter
 02. Tangerine
 03. That's The Way
 04. Going To California
 05. Bron-Yr-Aur-Stomp
【CD3】
 01. Trampled Underfoot
 02. Moby Dick
 03. Dazed And Confused Incl. Woodstock
【CD4】
 01. Stairway To Heaven
 02. Whole Lotta Love Incl. Crunge
 03. Black Dog

 「MASTAR RECORDING OF LED ZEPPELIN」というキャッチフレーズを掲げるCELEBRATIONはSB音源を中心にリリースしていたレーベル。5月24日のSBである『Odesseus』はスリップケース入りで限定ナンバー入りというそこそこ豪華な仕様でリリースされたが、トラックリストにはミスがある。上は表記されているトラックリストだが、CD2の03はロバートのMCと「ゴーイング・トゥ・カリフォルニア」のイントロで、04が「ザッツ・ザ・ウェイ」である。『Your Mother Wouldn't Like It!』には入ってなかった「モビー・ディック」が収録されており、音質も向上していた。

★『Evoluzione』(Empress Valley Supreme Disc EVSD-252/253/254/255)
【CD1】
 01. Introduction
 02. Rock And Roll
 03. Sick Again
 04. Over The Hills And Far Away
 05. In My Time Of Dying
 06. The Song Remains The Same
 07. The Rain Song
 08. Kashmir
【CD2】
 01. No Quarter
 02. Tangerine
 03. Going To California
 04. That's The Way
 05. Bron-Yr-Aur-Stomp
【CD3】
 01. Trampled Underfoot
 02. Moby Dick
 03. Dazed And Confused Incl. Woodstock
【CD4】
 01. Stairway To Heaven
 02. Whole Lotta Love Incl. Crunge
 03. Black Dog

 2000年代に入って驚愕のアイテムをリリースしてきたEmpress Valleyによるアールズ・コート4日目『Evoluzione』は流石に高音質である。ただ私がヤフオクで1500円で買ったアイテムは、CDプレイヤーのタイプによってはディスク(3枚すべて)が回転する際に耳障りな音がするし、途中で読めなくなる。パソコンのトレイタイプのフロントローディングやONKYO製のスロットローディングのコンポなど、ディスクを垂直に入れるタイプのプレイヤーでは必ずエラーになってしまう。一方でSONY製ラジカセタイプで上の蓋が開くトップローディングや引き出しのように出てくるフロントローディングなどディスクを水平に出し入れするタイプでは問題なく聞くことができるので、ディスクに反りがあるのだと思われる。裏ジャケのトラック・リストはCD2と3が逆になっている。まぁ値段が安いし、こんなものかな。

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★『Earls Court 1975 4th Night 』
【CD1】
 01. Introduction
 02. Rock And Roll
 03. Sick Again
 04. Over The Hills And Far Away
 05. In My Time Of Dying
 06. The Song Remains The Same
 07. The Rain Song
 08. Kashmir
【CD2】
 01. MC
 02. No Quarter
 03. Tangerine
 04. Going To California
 05. That's The Way
 06. Bron-Yr-Aur-Stomp
 07. Trampled Underfoot
【CD3】
 01. MC
 02. Moby Dick
 03. Dazed And Confused Incl. Woodstock
【CD4】
 01. MC
 02. Stairway To Heaven
 03. Whole Lotta Love Incl. Crunge
 04. Black Dog

 最近はWinstonをはじめJEMS、dadgadなど様々なリマスター達人が活躍しているが、このアイテムはdadgadのリマスターを使用したもの。
 元ソースはこれまでと同様ギターの音が目立ちすぎで全体的にバランスが悪いが、ヴォーカルの響きがよい感じだ。中でも「ノー・クォーター」はヴォーカルとピアノの響きが素晴らしく、これまで聴いてきた中ではこのLIGHTHOUSE盤が最強だと思う。曲間の歓声が少し不自然な印象を受けるし、Empress Va;lley盤よりも音圧が低いが、自分の中ではこれが決定版。
 メーカーインフォ https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-earls-court-75-4th-night-new/ 


【映像】
 アールズコート4日目24日のSB音源は映像が元ソースで、一部はオフィシャル『LED ZEPPELIN DVD』に使われている。「ゴーイング・トゥ・カリフォルニア」が未収である。様々なアイテムがあるが、Empress Valleyの12枚組DVDセット『レッド・ツェッペリンの歴史』が、安価なうえに画質音質ともによいと思う。アコースティック・セットの部分がよい。
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929 / LED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

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 77年LAフォーラム初日『エディー』がツェッペリン後期のハイライトとすれば、前期のハイライトは71年の初来日公演大阪二日目『929』である。『ブルーベリーヒル』もいいが、日本公演ということでこちらに軍配を上げたい。日本における最終日ということで、ロバートのヴォーカルは終始全開。「移民の歌」でスタートして締めは「ロックン・ロール」、途中の「幻惑されて」「胸一杯の愛を」はどちらも30分以上(2曲で1時間越えるなんて!)、そして珍しい「フレンズ」の演奏など聞き所満載の音源である。

 私がこの日の音源を初めて聴いたのは、中学生の頃に雑誌『音楽専科』の広告を見て通販で買った『Unburied Dead Zeppo's Grave』というアナログ盤だった。『ABSENCE』という2枚組と一緒に買ったのだが、なぜこれらを買ったのかというと値段が一番安い2つを選んだからである(送金は現金書留だったし、送料を含めればかなりの出費を覚悟しなければならなかった)。『Unburied Dead Zeppo's Grave』は「1969年5月24日サンフランシスコのウィンターランド公演」という表記だったが、BBCの「天国への階段」などに混じってこの日の「フレンズ」と「煙が目にしみる」が収録されており、「Japan wonderful place」というロバートの言葉や、誰かの(ジョン・ボーナムである)「○○ too noisy」という言葉などは中学生でも聞き取ることができ、ずいぶんと興奮したものである。

 それからずいぶんと時が流れてCDの時代となり、雑誌『GOLD WAX』の広告や記事を参考に『It's Been A Long Time』、ついで『Smoke Gets In Your Eyes』(いずれもMud Dogs)といったアイテムを耳にし、なるほどこういうステージだったのかと合点がいったことであった。メンバーからはリラックスした雰囲気が感じられ、「ブラック・ドッグ」の後には何のジョークなのか、ロバートは「common complaint in Osaka, rice in hair. You think I’m joking, right?」と、何となく日本を貶すようなことを言っているが(このコメントをタイトルにしたCDもある)、その後すぐに「We spend two weeks in wonderful glorious Japan, which has been incredible. Great hotels, great bars, great people, and without giving you any…it’s not bullshit really because this is our last night in Japan…and we’re gonna have a good time and I think you will too.」と感謝するコメントをしている。この後に「幻惑されて」の演奏が始まるが、なぜかロバートが遮ってやり直しとなる(この「幻惑されて」と「天国への階段」の間でロバートが"Good evening, ...much too quiet, much too slow, too silly, and fast asleep.”と静かな観客を揶揄しているのは、複雑な気持ちになる)。アコースティック・セットではボーナムがバックステージに引っ込んだまま出てこず、ロバートのMCや演奏で引き延ばしたため「カリフォルニア」の演奏は10分間に渡る演奏となった。それでもボンゾは姿を見せないため、ロバートは「Where’s Bonzo? Bonzo, Mr. Bonham, Mr. Bonham. Listen, after three everybody say Mr. Bonham. 1,2,3 Mr Bonham. For fuck’s sake, Mr Bonham, what can you say? Mr Bonham went for bath with Geisha, yeah, right on. I’m afraid Mr., where is he? Where’s Bonham? He refuses to come. Fuck you mate. Where’d he go?」とオーディエンスを扇動してボーナムを煽り始める。このMCが、『芸者』というタイトルの由来になったのかもしれない。

 この日のサウンドボード音源は、2種類のソースが存在する。このうち通称「OG」と呼ばれる音源は、アナログ盤『LIVE IN JAPAN 1971』として最初にリリースされ、完全収録ではないものの独特の音質から評価は高く、Moonchildからは完コピ盤CDが出ている。これまで私が購入してきた929モノは基本この音源がソースで、いわば定番の音源である。この音源の由来については、『ブート・レッド・ゼップⅡ』(48㌻)や『レッド・ツェッペリン・ライヴ・ファイル』(124㌻)などで触れられているように様々な憶測がなされてきたが、雑誌『クロスビート』2013年1月号に当時のディレクターさんの証言が掲載され、やはり関係者がこっそりと録音したものであることが明らかとなった。全長盤としてはMud Dogsの『Smoke Gets In Your Eyes』などがあるが、曲中のカットが多く何よりOG盤よりも音が悪い。これらのカットをオーディエンス音源で補填したのがMoonchildの『ARIGATOU OSAKA』で、Mud Dogs盤よりも音質は良くとても聴きやすいアイテムだ。最近ヤフオクでは、補填後と補填前をセットにして聞き比べが出来るというコンセプトの6枚組も売られているが元ネタはLIGHTHOUSEの6枚で、かなりのマニアでない限り、『ARIGATOU OSAKA』で十分だと思われる。

OG音源については、WENDY盤のメーカーインフォが詳しい
https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-71-929live-in-japan/

LIGHTHOUSE盤6枚組のメーカーインフォ
https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-71live-in-japan-non-label/

 一方新しいSBは、Empress Valleyから2018年に『HOW THE EAST WAS WON』としてリリースされた音源。CDシングルが先行リリースされるなど思わせぶりなアイテムで、さらには「芸者」「伝説のライヴ」「王将」など様々なヴァージョンがあり、いずれも高価なアイテムのためなかなか手を出しづらいという困ったアイテムである。2019年末にEmpress Valley が出した安価な(SB13枚組CDが当初は1980円という破格の値段だった)ボックス『レッド・ツェッペリンの歴史』を購入したところ、この新SBが何曲か収録されており、耳にしたときはまさしく驚愕だった。まるで次元が違う音である。ということで、ヤフオクでコピー盤(TDOLZの『LIGHT&SHADE』と同じジャケ写真を使ったアイテム:1980円)を購入した。「ジミーのお屋敷から流出」(御大自身が市場リサーチのため意図的に流した?)という噂が信じられるほどの素晴らしい音だが、あまりに音が良すぎて「移民の歌」のアアア~でロバートが苦しそうな部分まで聴き取れるようなったのはご愛敬。またコンプリート収録ではなく、「Black Dog」「Celebration Day」「That’s the Way」「Going to California」「Tangerine」「Whole Lotta Love」「Organ Solo〜Thank You」が収録されておらず、MCもすべてカットされているという残念仕様でもある。このため、かのWinston Remasterチームが、このSBソースをベースに様々な音源を駆使してコンプリートに仕上げたのが、『KURABARE MOONCHILD』だ。自分たちが作ったリマスター音源をMOONCHILD RECORDにさんざん使われてきたWinston Remasterが、今度は親レーベルのEmpress Valley音源をメインにしてつくったリベンジ的な作品。"Please DO NOT Sell "ということで、名指しされたMoonchild Recordでは非売品~ギフト・アイテムとしている模様。「929を何か1枚だけ」というならば、コレだと思う。

『KUTABARE MOONCHILD』に使用された音源解説
https://www.reddit.com/r/ledzeppelin/comments/clmujf/kutabare_moonchild_winstons_outstanding_remaster/

 素晴らしいSB音源が2つもあるので、オーディエンスは分が悪いが、929のオーディエンスソースには5種あるらしい。最近Empress Valleyがリリースした929音源の『麻薬警察』は3枚組×4セットという構成で、4つのヴァージョンが収録されているが、このうちBullshit Master・Mr T-Tack Master の2つのヴァージョンは、オーディエンスソースが元になっているとのこと。聴いてみたいが、3万5千円という値段は....。購入した人のコメントによると、このボックスの「Hagure Gumo Editは、KUTABARE MOONCHILDと同じものではないか」とのこと。いま手元にある929のオーディス音源は、SCORPIOの『Smoke Gets In Your Eyes』で、これは複数のソースを用いてオーディエンスのコンプリートをめざした企画盤である。開演前の様子は様々なアイテムで使われていて、会場の雰囲気は伝わってくるが、やはりSBの方が聴きやすい。

 打ち込みによる演奏が可能となった現在ならばいざ知らず、すべて生身で演奏しなければならなかった時代に3時間以上ものライヴを行うとは信じられないが、有名な夜の大騒ぎを考え併せれば「一体どんな生活をしていたのか」と首を傾げたくなる。

  最近になって、youtubeには初来日時のお宝映像がアップされている。
http://www.tonreco.com/archives/7436
https://www.youtube.com/watch?v=NSUvCr0U7eY&list=RDNSUvCr0U7eY&start_radio=1&t=0


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FOR BADGEHOLDERS ONLY / LED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

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 1977年USツアーにおけるLA6日間公演の3日目(6月23日)は、「FOR BADGEHOLDERS ONLY」というタイトルで知られており初日21日の『LISTEN TO THIS, EDDIE』に劣らない有名音源である。その理由としては、演奏・音質ともにハイクオリティ、そしてザ・フーのドラマーだったキース・ムーンが飛び入りしているという珍しさもあげられよう。この公演には6つの音源があるということだが(そのほか音なしの映像もある)、うち「いい音源」は2つ。まず「ソーズ1」は「DRAGONFLY」レーベルのヴィンテージ・アナログ盤に用いられたソースで、もう一つの「ソース2」は伝説のテーパー、マイク・ミラードによる「ミラード音源」とされる。しかし「ソース1」「ソース2」ともに完全収録ではなく、「ソース1」は1曲目の「The Song Remains The Same」が、また「ソース2」は「The Song Remains The Same」から「The Rover / Sick Again」「Nobody's Fault But Mine」「Over The Hills And Far Away」までがそれぞれ欠落している。ネタ的な話によれば、「ソース1」のテーパーはRECボタンを押し忘れたのが原因であるとか、「ソース2」はマイク・ミラードが交通渋滞に巻き込まれて会場に到着するのが遅れたのが原因だという説がある。「ソース1」「ソース2」ともに1曲目の「The Song Remains The Same」は未収録なのだが、この「The Song Remains The Same」を聴くことができる音源として「ソース3」「ソース4」「ソース5」の3つがあり、このうち最も音質が良いとされているのが「ソース3」である。

 「ソース1」を収録したアイテムとしてLIGHTHOUSE盤、一方「ソース2」の方はBARBOA PRODUCTION盤が手元にある。どちらもよい音源だが、LIGHTHOUSE盤はアナログ起こしのため曲順が実際のステージと異なっていたり、「Black Country Woman」が2回収録されるなどの難点がある(そうしたテキトーさが古き良き味になっているという意見もあるが)。またBARBOA PRODUCTION盤はカットやノイズが多く、SBかと思うほどの高音質だけに精神衛生上よくない。なかでも痛恨の極みなのが、素晴らしい「テン・イヤーズ・"ボーナム"」でのエコーを効かせた"And you knew you would"の詠唱後のギターの最中に突然音が切れてしまうことで、5:24付近でガックリきたのは私だけではあるまい。

 こうした理由から、複数のソースをつなぎあわせてコンプリートを目指すという手法をとっているアイテムがほとんどで、コンプリート盤として手元にあるアイテムは以下の3つ。
  ①The Diagrams Of Led-Zeppelin(TDOLZ)盤 TDOLZ VOL.052
  ②SCORPIO盤  LZ-07009
  ③GRAF ZEPPELIN盤  LZSC-623A~F
 ①のTDOLZ盤は「ソース2」を「ソース3」で補填したもの。②のスコルピオ盤もメインは「ソース2」で、前半の欠落を「ソース3」→「ソース1」で補填したものである。③のGRAF ZEPPELIN盤はCD6枚組という大作で、1~3枚目は「ソース1」、4~6枚目は「ソース2」をメインに編集されているという企画モノ。「ソース1」と「ソース2」を聞き比べるには適したアイテムだが、「ソース2」のミラード音源は最初の4曲が未収のため、欠落部分をスコ盤と同じく「ソース1」と「ソース3」で補填している。このため、1枚目と4枚目のこの部分は同一内容となっている。ボーナスディスクとしてスコ盤には「ソース5」、伯爵盤には「ソース3」「ソース4」(いずれも抜粋)のCD-Rが付属している。

・LIGHTHOUSE盤 メーカーインフォ
   https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-for-badge-holders-only-non-label/
 ・GRAF ZEPPELIN盤 メーカーインフォ
   https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-for-badge-holders-only-lzsc/

 この日の演奏として有名なのが「カシミール」での失敗。「カシミール」に先立つ「ホワイト・サマー/ブラック・マウンテン・サイド」はジミー・ペイジが演奏するダンエレクトロ(シタールみたいな音を出すギター)の緩急つけた演奏が素晴らしく、そのまま幻想的なオリエンタルムードで「カシミール」まで突入するのだが、ジョーンズ氏が第3ヴァースの"Ooh, baby, I been flying"の入りを間違えてしまい、ジミーが立て直そうとするが混乱したジョーンズがついてこれなくなってしまった。ロバートが割って入りようやく立て直しに成功するが、このミスはその後80年のチューリヒなどでも起こる。「カシミール」終了後、ロバートのMCの最中に一瞬クラヴィネットの音が聴こえ、続いて「トランプルド・アンダーフット」が演奏されるがこの曲が演奏されたのは約一か月ぶりで、『エディー』の日にも演奏されていない。この日の「テン・イヤーズ・ゴーン」と「アキレス」は名演で、以前『エディー』でも触れたように『エディー』と『バッジホルダーズ』の「テン・イヤーズ・ゴーン」「カシミール」「アキレス」計6曲をCD-Rに落とし、車中でよく聴いたものである(今でも通勤途中によく聴いている)。


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LISTEN TO THIS, EDDIE / LED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

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 1970年代後半から80年代にかけて、米国西海岸ロサンゼルスを中心にマイク・ミラードというテーパーが活動していたという。彼がLAフォーラムで隠し録りしたライヴはどれも素晴らしく、「会場の雰囲気を最もよく伝える究極のオーディエンス録音」である。いわゆる「ミラード音源」として私の手元にあるのは、ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、そしてツェッペリンだが、いずれもがフォーラムを舞台にした素晴らしい音源だ。

 彼の名前とマイクロフォンをかけて「Mike The Mike(Mic)」とも称された、マイク・ミラードについて説明したサイト(いずれも英語)。
 https://en.wikipedia.org/wiki/Mike_Millard
 https://kernelmag.dailydot.com/features/report/6498/the-tragic-tale-of-a-legendary-concert-taper/

要点は以下の通り。
・障がい者を装って協力者とともに車椅子で会場入りしていた。
・車椅子にレコーダー、帽子にマイクを仕込んでいた。
・カセットテープのレコーダーは日本製ナカミチ550。
・マイクはドイツ製AKGアコ-スティック・マイクロフォン。
・彼はフォーラムで録音に最も適した位置を知っており、それは6または8列目であった。
・騒がしい客にはお金を握らせて黙らせた。
・親しい友人には録音テープのコピーをプレゼントしていた。
・友人に渡したカセットのレーベルには、手の込んだデザインが施されている。
・彼は自分のテープがブートレッグとして拡散するのを嫌っていた。
・友人に渡すコピーには、一本ごとに異なるマーク(特定の場所でボリュームを変動させたり、カットするなど)が施されていた。
・彼は鬱病に苦しみ、1990年に自殺した。
・オリジナルのテープは自殺の直前にすべて廃棄された。
・『レッド・ツェッペリンDVD』のメニューに使用されている「永遠の詩」は、マイク・ミラードが録音したものがソースである。

 アメリカのバンド、ザ・ナショナルが2019年にリリースしたカセット・ボックス『Juicy Sonic Magic』は、マイク・ミラードが用いたとされる手法(The Mike Millard Method)で録音されたという。その制作をまとめた短編ドキュメンタリーでは、マイク・ミラードが作ったと思われるTDKのカセットテープの山やマイクの友人の証言を見ることができ、たいへん興味深い。

 レッド・ツェッペリンのミラード音源としては、77年USツアーでのLA6日間公演における初日6月21日の『Listen to This, Eddie』と3日目『For Badgeholders Only』は特に有名だ。私は両日の「テン・イヤーズ・ゴーン」「カシミール」「アキレス最後の戦い」計6曲をCDにして(ちょうど60分くらい)、車の中でよく聴いたものである。

【『Listen to This, Eddie』について】
 タイトルの『Listen to This, Eddie』におけるエディーとは誰のことかについては、2つの説がある。一つ目はエドワード・ヴァンヘイレンだというもので、彼が雑誌『ギター・ワールド』1981年1月号におけるインタビューで「Jimmy Page is an excellent producer. Led Zeppelin and Led Zeppelin II are classics. As a player, he's very good in the studio. I never saw him play well live. He's very sloppy. He plays like he's got a broken hand and he's two years old. But if you put out a good album and play like a two-year-old live. What's the purpose?"」と述べたことに対する「ライヴでもこんなにスゴいプレイなんだぞ~」という反論だという説である。そしてもう一つは、ツェッペリンのアルバムのレコーディング・エンジニアだったエディ・クレイマーのことで、「こんないい音で録れるんだぞ~」という意味であるというものだが、果たして真相は。

 この日はメンバー全員がとてつもなくハイテンションなのだが、なかでもボンゾのキレ具合は異常でオープニングの「永遠の詩」(『レッド・ツェッペリンDVD』のメニューBGMに使用された)から機関銃のようなフィルインの嵐。これがラストの「ロックンロール」(最初の♪ロンリロンリロンリでのフィルインと言ったら....)まで続くのだから、常軌を逸した演奏である。2曲目の「シック・アゲイン」では、スタートで観客をじらすようなモタつくような不思議な間があるが、おそらくギターの弦が切れてしまい、別のギターと交換しているのだろう。個人的にはしっとりした「テン・イヤーズ・ゴーン」とフィルインが飛びまくる激しい「アキレス」がいい。77年では珍しい「ハートブレイカー」も素晴らしい演奏。「アキレス」後のMCでは、ロバートがフィル・カーソンの紹介をしている。フィル・カーソンはアトランティック・レコードでツェッペリンを担当していたディレクターで、たびたびライヴに参加している(80年のフランクフルトでは、ビートルズ・ナンバー「マネー」でベースを弾いていた)。71年の初来日のときに日本刀を振り回したのはボンゾではなく、フィル・カーソンらしい(https://mora.jp/topics/interview/takumi07/)。『エディー』では、「ダスティ・スプリングフィールドと一緒に日本に行ったことがある」と紹介されており、「JAPAN」という単語がロバートの口から出てきて、おおっとなってしまう。次の「天国への階段」では、ジョンジーはエレピにまわってフィル・カーゾンがベースを弾いたのかもしれない。
 
手元にある『エディー』は以下のアイテム。
①『OUT ON THE TILES』(TALANTURA HB-001/002/003)
②『LISTEN TO THIS, EDDIE』(EMPRESS VALLEY EVSD-465/466/467)
③『L.A.FORUM 1977 THE FIRST』(LIGHTHOUSE)
④『Winston Unmarked 1st Gens from Millard Masters』(CD-R)

 この日の凄まじいドラミングに敬意を表して、①のジャケットはボンゾの写真。「テン・イヤーズ・ゴーン」は名演で、エコーがかかった♪And you knew you would~はまさに詠唱というにふさわしいが、ジミーのドリーミーなソロの途中で欠落があり、①は補填されていない。②は別ソースで補填。LIGHTHOUSEは販促用に「ギフトCD-R」をしばしば配付しているが、数年前には『Los Angeles 1977 1st Night:Winston Unmarked 1st Gens From Millard Masters』という3枚組が配付された。このCD-Rのディスク3には、補填に使用された「テン・イヤーズ・ゴーン」が収録されている。ミラード音源を「ソース1」、補填に使用された「テン・イヤーズ・ゴーン」を「ソース2」とするようで、ソース2は「テン・イヤーズ・ゴーン」1曲のみ。


 ところが、『エディー』の日から40年もたった2017年になってこの日の新たなソースがYoutubeにアップされた。その名も『LISTEN TO THIS, ERIK』。投稿者はゲイリー・バウアーという人物で、その後彼は自分が持っていたマスターをJEMSに渡してテープスピードの修正やリマスタリングが行われた。JEMSというのはリマスタリングを行うグループで、4人の頭文字がグループ名の由来らしい。そのうちのS=Stan氏はマイク・ミラードと親交があったとのこと。タイトルの『LISTEN TO THIS, ERIK』のエリックとは、この日ゲイリー氏と一緒に会場に足を運んだ友人で、今はロケット工学のエンジニアをしているという。

IMG_1578.JPG


・ゲイリー・バウアー氏の回顧
https://forums.ledzeppelin.com/topic/25142-listen-to-this-erik-a-looong-story-of-why-it-took-40-years-to-be-released/
・JEMSのメンバーによる解説
https://www.guitars101.com/forums/f145/led-zeppelin-1977-06-21-inglewood-garyb-master-via-jems-487761.html


ゲイリー・バウアー氏が録音したオリジナル・テープ版



JEMSによるリマスター版



 LIGHTHOUSEはこの第3のソースを使って、2つのアイテムをリリースしている。一つはゲイリー音源をミラード音源で補填した『LISTEN TO THIS, ERIK』、もう一つはミラード音源をゲイリー音源で補填した『LISTEN TO THIS, EDDIE』である。『LISTEN TO THIS, ERIK』を聴いてみると、演奏の音のこもり感はあるものの近くの観客の声(ERIKさん?)がリアルに入っていて、独特の臨場感がある。「テン・イヤーズ・ゴーン」でカット箇所に近づくと、つい「さあ、そろそろだ」と身構えるものだが、そのままの音で続いていくのは正直新鮮であった。

・『LISTEN TO THIS, ERIK』のメーカーインフォ
https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-listen-to-this-erik/
・『LISTEN TO THIS, EDDIE』のメーカーインフォ
https://www.giginjapan.com/led-zeppelin-listen-to-this-eddie-3rd-edition/




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