THE LADY AND THE UNICORN / JOHN REBOURN [ペンタングル]
1.Medley: A) Trotto/B) Saltarello
2.Medley: A) Lamento Di Tristan/B) La Rotta
3.Medley: A) Veri Floris/B) Triple Ballade
4.Medley: A) Bransle Gay/B) Bransle de Bourgogne
5.Medley: A) Alman/B) Melancholy Galliard
6.Sarabande
7.Lady and the Unicorn
8.Medley: A) My Johnny Was a Shoemaker/B) Westron Wynde/C) Scarborough Fa
9.My Johnny Was a Shoemaker [Vocal Version][*]
10.Three Dances (Medley): A) Brentzel Gay/B) La Rotta/C) The Earle of Sali
ペンタングルのギタリストであるジョン・レンボーンが古楽に挑戦した作品(70年)。ペンタングルに見られるように、彼の音楽にはヨーロッパ的な要素とアメリカ的な要素が混在しているが、これはヨーロッパの伝統的な雰囲気を全面に出した大傑作。取り上げられているのはいずれも中世音楽の世界ではよく知られた曲で、「サルタレロ」は、80年代に一世を風靡した4ADのデッド・カン・ダンス(ヴォーカルのリサ・ジェラルドは、NHK大河ドラマ『龍馬伝』のテーマ曲を担当した)も取り上げていた曲。古楽器を使ったオリジナルに近い演奏を聴きたければ、以前日本でも出ていた(VDC-1377)、クリスティアン・マンドーズ指揮・ムジカ・アンティクワ古楽器アンサンブル『13~17世紀の舞曲集』に、前述の「サルタレロ」や「トロット」、「トリスタンの嘆き~ロッタ」のメドレー、「ブルゴーニュのブランヌ」などが収められているので、聴き較べても面白い。「スカボロー・フェア」はサイモン&ガーファンクルで知られている曲。
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