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PARANOID / BLACK SABBATH [ブラック・サバス]

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  『パラノイド』ブラック・サバス
   1. ウォー・ピッグス
   2. パラノイド
   3. プラネット・キャラヴァン
   4. アイアン・マン
   5. エレクトリック・フューネラル
   6. ハンド・オブ・ドゥーム
   7. ラット・サラダ
   8. フェアリーズ・ウェア・ブーツ

ヘヴィ・メタルの古典とされる名盤ですが、重く沈み込む感覚は、これを最初に聴いたときのイメージは「ゴスの源流」。「パラノイド」を聴いてアルバムを 買ったのですが、最初の「ウォー・ピッグ」を始め「アイアン・マン」「プラネット・キャラヴァン」のような曲に魅力を感じました。重さだけではなく、英国 的な暗さもまた魅力の一枚。
トニー・アイオミによる重々しく繰り返すフレーズは、オジー・オズボーンの粘り着くようなヴォーカルが絡み合って独特の音世界を創りだしていますが、その グルーヴ感は官能的なほど。ヘヴィ&シンプルなリフだけでなく、「パラノイド」「アイアン・マン」のソロなど聴かせるソロがこれまたカッコよい。

暗闇の中、奇抜な服装で剣を振りかざし輝いている男性、しかも素早い動きの表現がやたらとハマっている不思議なジャケットもまたインパクト大です。この印 象的なジャケットのデザインは、キーフによるものです。キーフというと、コロシアムの『ヴァレンタイン組曲』での無機質な女性や、ボウイの『世界を売った 男』の英国版女装ジャケなど、「不気味なんだけど不思議な美しさ」が魅力のデザイナー。サバスのアルバムにはピッタリでしょう。

最近ではデラックス・エデイションがリリースされています。
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