THE AFFECTIONATE PUNCH / THE ASSOCIATES [アソシエイツ]
1980 ORIGINAL ALBUM
01. The Affectionate Punch
02. Amused as Always
03. Logan Time
04. Paper House
05. Transport to Central
06. A Matter of Gender
07. Even Dogs in the Wild
08. Would I... Bounce Back
09. Deeply Concerned
10. A
【Bonus Tracks】
11. You Were Young
12. Janice
13. Boys Keep Swinging (Mono)
14. Mona Property Girl
1982 REMIX ALBUM
01. Amused As Always
02. The Affectionate Punch
03. A Matter of Gender
04. Would I... Bounce Back
05. A
06. Logan Time
07. Paper House
08. Deeply Concerned
09. Even Dogs in the Wild
10.Transport to Central
アソシエイツのデビューアルバムは、1980年にリリースされたが、2年後の82年にリミックス盤がリリースされた。私が先に聴いたのはリミックス盤の方。メンバーの2人ともリミックス盤はあまり気に入らなかったそうだが、私はリミックス盤の方が好きだ。
オリジナルはキュアーのフィクション・レコードからリリースされたこともあり、キュアー的なポスト・パンク・サウンド。一方のリミックス盤は、後の作品につながるシンセが大々的にフィーチャーされ、カラフルかつゴージャズな音作りになっている。曲順もかなり入れ替わっているが、「Amused As Always」から始まって「Transport to Central」で終わるという流れが馴染んでしまって、イントロもリミックス盤とはかなり違う「The Affectionate Punch」のオープニングには、ちょっと違和感を感じてしまう。とはいえ、万華鏡のようなサウンド・プロダクションを欠いている分、ビリーのヴォーカルはデビューの時点から卓越していたことがわかるのも事実。なかでも「Deeply Concerned」のヴォーカルの凄さは、オリジナル盤を聴いて改めて認識した。
オリジナル盤にはキュアーのロバート・スミスもバッキング・ヴォーカルでクレジットされているが、どの曲に参加しているのか、注意して聴いてみたけど聴き取れなかった(タイトル・ナンバーに参加しているという記事もみかけたが)。またオリジナル盤のプロデューサーとしてクレジットされているマイク・ヘッジズの経歴も面白い。彼が手がけた作品は、そのままUKニュー・ウェイヴの歴史と言っていいくらい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Mike_Hedges#Discography
はじめまして。
レコードコレクターズから出版された同タイトルの本「英国ロックの深い森」を検索してたどりつきました。
ロバート・スミスがバッキング・ヴォーカル(うめき声のような雄たけびボイス)なのはAffectionate Punchです。
歌というか、叫んでいるような?ので、気づきにくいかもしれませんね(^_^;)
いろんな興味深いバンドについての記事があって嬉しいです。
今後、ちょこちょこ読ませていただこうと思います。
by ほすぃ (2016-10-17 12:56)
ほすぃさん、はじめまして。
なるほど、ロバート・スミスが参加しているのは、やはり「Affectionate Punch」でしたか!ラスト付近で出てくる「The affectionate punch」と入れる女性みたいな声ですね。
久しぶりにキュアーを聴きたくなりました。
あとソックリさんバンドのThe Essenceも。
by zep (2016-10-23 00:48)