PEACE AT LAST / BLUE NILE [ブルー・ナイル]
01. Happiness
02. Tomorrow Morning
03. Sentimental Man
04. Love Came Down
05. Body And Soul
06. Holy Love
07. Family Life
08. War Is Love
09. God Bless You Kid
10. Soon
前作『ハッツ』(1989)から7年、1996年にリリースされた3枚目のアルバムが『ピース・アット・ラスト』。前2作に比べるとシンセ関係が後退し、アコースティック・ギターが主体となり、ポール・ブキャナンのヴォーカルもエモーショナルになっている。10年くらい前までは、前2作の方が好きだったが、還暦も近い年になると『ピース・アット・ラスト』の枯淡な感じが耳になじむようになった。「ハピネス」や「センチメンタル・マン」の流れるようなメロディーライン、「ハピネス」のアコギとゴスペル風コーラス、「ファミリー・ライフ」のピアノとオーケストラの見事なコンビネーションなど、丁寧な音作りに耳を奪われる。「ラヴ・カム・ダウン」のカットアウトかと思ったらフェードアウトな終わり方も面白い。「ハピネス」や「ボディ・アンド・ソウル」など、リマスター盤ではドラムだけでなくシンセもクリアーになっており、持ち味でもある「霧のように漂うシンセ」の美しさを堪能できる。
Peace At Last Promotion Video
2014年には2枚組デラックス・エディションがリリースされたが、個人的にはリミックスよりもオリジナルの方がよい。どうせなら、最初の日本盤『ピース・アット・ラスト』に収録されていた「ロリータ」など、シングル「ハピネス」のカップリング曲も収録して欲しかった。
DISC2
01. Soon (Laurel Canyon Mix)
02. War Is Love (New Vocal Mix)
03. Turn Yourself Around
04. Holy Love (Picture Mix)
05. A Certain Kind Of Angel (Unreleased Demo)
06. There Was A Girl
【「ピース・アット・ラスト」関連のリリース】
・CDシングル「ハピネス」
2種のCDSがあり、タイトルナンバー「ハピネス」はどちらも同じテイク(4分28秒のエディット・ヴァージョン)ながらカップリング曲が異なる。 赤が基調の「WO373CD1」のカップリングは「O Lolita」(日本盤WPCR-756に収録)と「War Is Love (A Different Day)」で、白が基調の「W0373CD2」のカップリングは「New York Man」と「Wish Me Well」。
・米プロモ盤『ピース・アット・ラスト』(ADVANCED CD #2-45848)
内容は正規盤と同じだが、ジャケット写真は両面ともオリジナル。カードボードスリーヴ。
・米プロモ盤「センチメンタル・マン」(PRO-CD-8204)
「Edit」(3:51)と「Album Version」(5:06)の2曲入り。表ジャケットはなく、裏ジャケットのみ。
2021-01-31 19:38
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