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SPENCER DAVIS GROUP [スティーヴ・ウィンウッド]

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『ベスト・オブ・スペンサー・ディヴィス・グループ』
  1.アイム・ア・マン
  2.ギミー・サム・ラヴィン
  3.エヴリィ・リトル・ビット・ハーツ
  4.ジス・ハンマー
  5.バック・イントゥ・マイ・ライフ・アゲイン
  6.ワルツ・フォー・ルマンバ
  7.トゥゲザー・ティル・ジ・エンド・オブ・タイム
  8.キープ・オン・ランニング
  9.トランポリン
  10.ホエン・アイ・カム・ホーム
  11.ストロング・ラヴ
  12.サムバディ・ヘルプ・ミー
  13.シー・プット・ザ・ハート・オン・ミー
  14.グッドバイ・スティーヴィー

 スペンサー・デイヴィス・グループのオリジナル・アルバムには、代表曲「ギミ・サム・ラヴィン」(80年代に、ジョン・ベルーシのブルース・ブラザースがヒットさせた)、ラスト・シングル「アイム・ア ・マン」(メイスン、ウッド、キャパルディのトラフィック部隊がパーカッション&コーラスで参加)という名曲が未収になっている。したがって2曲とも収録されたこのベスト盤はファンならば必聴。65年にイギリスでNo.1となったモータウンっぽい雰囲気の「キープ・オン・ラニング」も聞き物。「シー・プット・ザ・ハート・オン・ミー」は一応リーダーのスペンサー先生(バーミンガム大学の講師だったらしい)のヴォーカル。やはりスティーヴに任せたほうがよかったのでは?

 しかし残念なことに、ファーストシングル「ディンプルズ」(ジョン・リー・フッカーのカヴァー)、セカンドシングル「アイ・キャント・スタンド・イット」、および「ギミ・サム・ラヴィン(UKヴァージョン)」が未収である。ただし、「ギミ・サム・ラヴィン」に関しては、このベスト盤に収録されているUSヴァーションのほうが、はるかにカッコいい。

『ヒストリー(エイト・ギグス・ア・ウィーク)』スペンサー・ディヴィス・グループ

  ディスク1
   1.えくぼ(ディンプルズ)
   2.アイ・キャント・スタンド・イット
   3.ジャンプ・バック
   4.ヒア・ライト・ナウ
   5.サーチン
   6.ミッドナイト・トレイン
   7.イッツ・ゴナ・ワーク・アウト・ファイン
   8.マイ・ベイブ
   9.カンザス・シティ
   10.エヴリ・リトル・ビット・ハーツ
   11.シッティン&シンキン
   12.アイム・ブルー
   13.シー・プット・ザ・ハート・オン・ミー
   14.アイル・ドゥラウン・イン・マイ・オウン・ティアーズ
   15.アイム・ゲッティング・ベター
   16.グッバイ・スティーヴィー
   17.ストロング・ラヴ
   18.我が心のジョージア(ジョージア・オン・マイ・マインド)
   19.イット・ハート・ミー・ソー
   20.オウ!プリティ・ウーマン
   21.ルック・アウェイ
   22.ディス・ハンマー
   23.プリーズ・ドゥ・サムシング
   24.キープ・オン・ランニング

  ディスク2
   1.サムバディ・ヘルプ・ミー
   2.ウォッチ・ユア・ステップ
   3.ノーバディ・ノウズ・ユー・ホエン・ユアー・ダウン・アンド・アウト
   4.ミッドナイト・スペシャル
   5.ホエン・アイ・カム・ホーム
   6.ハイ・タイム・ベイビー
   7.ヘイ・ダーリン
   8.アイ・ウォッシュド・マイ・ハンズ・イン・マディ・ウォーター
   9.ユー・マスト・ビリーヴ・ミー
   10.トランポリン
   11.シンス・アイ・メット・ユー・ベイビー
   12.ミーン・ウーマン・ブルース
   13.ダスト・マイ・ブルース
   14.男が女を愛する時(ホエン・ア・マン・ラヴズ・ア・ウーマン)
   15.ネイバー・ネイバー
   16.オン・ザ・グリーン・ライト
   17.スティーヴィーズ・ブルース
   18.テイク・ディス・ハート・オフ・ミー
   19.スティーヴィーズ・グルーヴ
   20.アイ・キャント・ゲット・イナフ・オブ・イット
   21.ワルツ・フォー・ルムンバ
   22.愛の終わる日まで(トゥゲザー・ティル・ザ・エンド・オブ・タイム)
   23.愛しておくれ(ギミー・サム・ラヴィン)
   24.バック・イントゥー・マイ・ライフ・アゲイン
   25.アイム・ア・マン
   26.Fのブルース(ブルース・イン・エフ)

 『ベスト・オヴ・スペンサー・デイヴィス・グループ』は確かに名コンピだ。しかし「ディンプルズ」「アイ・キャント・スタンド・イット」といったシングル曲が未収となっており、『ベスト・オヴ』日本盤のライナーでも小倉エージ氏が「EPなどに収録されていた曲をまとめたコンピレーション・アルバムの登場を期待したい」と述べておられた。そのリリースが待たれたコンピレーションが、この2枚組。シングル曲加え、EPのみに収録された曲や未発表のライヴ・テイクなど興味深いテイクが数多く収録されている。ディスク1の「オウ!プリティ・ウーマン」がその未発表ライヴ・テイクだが、ロイ・オービンソンのあの曲とは同名異曲(日本盤ライナーにはロイ・オービンソンの曲とあるが、歌詞が全く違うし、曲クレジットを見れば分かりそうなものを.....)。「ギミ・サム・ラヴィン」はコーラス等がオーヴァー・ダブされていないUKヴァージョン。USヴァージョンを聞き慣れた私の耳にはどうもしっくりこない。 ♪gimme, gimme some lo~vin♪と合いの手を入れようとして、いつも肩すかしを食らってしまうのだね、これが。
 いいコンピではあるが、初心者向きではない。最初に聴くならやはり『ベスト・オヴ』のほうが聴きやすい。

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