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1969年8月31日の LED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]

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『PLAYS PURE BLUES』 (WHOOPY CAT RECORDS WCP-910121)
   1.Train Kept a Rollin'
   2.I Can't Quit You Baby
   3.Dazed and Confused
   4.You Shook Me
   5.How Many More Times
   6.Communication Breakdown

  "Ladys & Gentlemen, please welcome, LED ZEPPLIN!" MCから間髪を入れずにボンゾのドラムが響きジミーのギターが炸裂、ジョンジーのベースが唸りをあげる。そしてプラントのハーモニカが絡みつく。この日は第3回アメリカ・ツアーの最終日で、テキサス州ダラスで開催されたインターナショナル・ポップ・フェスティバルへの出演。時間が押しており(「ハウ・メニー・モア・タイムス」の前でプラントがそう告げている)、待たされた苛立ちをぶつけるかのような凄まじい演奏である。69年の定番「トレイン・ケプト・ア・ローリン」から「君から離れられない」への流れも素晴らしい。時間が押しているにもかかわらず、「最後の曲」と紹介した「ハウ・メニー・モア・タイムス」の演奏も20分以上の充実したものとなっている。この曲中には「胸一杯の愛を」のリフが登場し、メドレーでは「レモン・ソング(キリング・フロア)」も歌われる。MCがステージの終わりを告げても"More!"の声は止まず、アンコールとして高速版「コミュニケイション・ブレイクダウン」が演奏された。脳天を直撃するかのような超絶ギタープレイに加え、ジョンジーのベースによるソロも展開される。登り坂に向かう爆発的なパワーが伝わってくる名演。
 参考にしたのは『PLAYS PURE BLUES』(WHOOPY CAT RECORDS WCP-910121)。SBで極めて高音質。ヴォーカルがやや割れ気味だが、ギターとベースがとてもクリアーで、プレイの様子が手に取るように分かる。
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