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BEGGARS BANQUET / THE ROLLING STONES [ローリング・ストーンズ]

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『ベガーズ・バンケット』(POCD-1923)
1. 悪魔を憐れむ歌
2. ノー・エクスペクテーションズ
3. ディア・ドクター
4. パラシュート・ウーマン
5. ジグソー・パズル
6. ストリート・ファイティング・マン
7. 放蕩むすこ
8. ストレイ・キャット・ブルース
9. ファクトリー・ガール
10. 地の塩

ストーンズの68年リリースの8枚目(ベスト盤を含めて)。前作が『サタニック・マジェスティーズ』だったので、R&B的な原点回帰的な作品だと言えるでしょう。ブライアン・ジョーンズが参加した最後の作品でもあります。僕が最初に買ったポリドール盤は、青いビニールの盤で、ジャケットはクリーム色にタイトルとバンド名、それに左下になんか記号が書いてあったたけのシンプルなモノ。当初はこのトイレの落書きジャケが予定されていたが、問題ありということで差し替えになったらしいです。今はこのトイレの落書きジャケになっています。落書きには「BOB DYLANSS DREAM」なんかの文字も見えますね。裏ジャケの落書きはもっと分量が多く、いろいろ探せばおもしろい情報がありそう。
このアルバムは、アナログではA面トップの「悪魔を憐れむ歌」、B面トップの「ストリート・ファイティング・マン」の2曲が収録されているというだけで私には重要な作品です。。故ニッキー・ホプキンスが、彼自身でもベスト・プレイの一つにあげていた「悪魔を憐れむ歌」での催眠的とも言えるパーカッシヴなピアノに乗せて、ミックの悪魔的なヴォーカルとキースの神経を刺激するかのようなギターがからむこの曲は、何度聞いてもその妖しい魅力に引き込まれそうです。歌詞も悪魔的ですが、現代史がらみの事件が多く出てくるため、私は世界史の授業で使っています。そして「ストリート・ファイティング・マン」。ニューヨークの街を僕に感じさせてくれたのがテレヴィジョンの「マーキー・ムーン」なら、ロンドンの街を感じさせてくれた曲の一つがこの曲。イントロのギターからカッコいい(デイヴ・メイゾンのプレイ?)し、重要なのはブライアン・ジョーンズのシタールとタブーラ。これがなかったらこの曲の魅力は半減していたでしょう。
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