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WHO'S NEXT / THE WHO [ザ・フー]

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『フーズ・ネクスト』ザ・フー
    1. ババ・オライリィ
    2. バーゲン
    3. ラヴ・エイント・フォー・キーピング
    4. マイ・ワイフ
    5. ソング・イズ・オーヴァー
    6. ゲッティング・イン・チューン
    7. ゴーイング・モービル
    8. ビハインド・ブルー・アイズ
    9. 無法の世界
   10. ピュア・アンド・イージー(未発表オリジナル・ヴァージョン)
   11. ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット(未発表ヴァージョン)
   12. ネイキッド・アイ
   13. ウォーター(未発表ライヴ・ヴァージョン)
   14. トゥー・マッチ・オブ・エニシング
   15. アイ・ドント・イーヴン・ノウ・マイセルフ
   16. ビハインド・ブルー・アイズ(未発表オリジナル・ヴァージョン

 71年にリリースされた、ザ・フーの最高傑作。シンプルでハード、にもかかわらずスケールの大きさを感じさせる点は、ライヴ・バンドとしての充実ぶりがスタジオでも発揮されたものととらえるべきでしょうね。「ソング・イズ・オーヴァー」なんかの音づくりを聴くと、ビートルズのエンジニアとして知られるグリン・ジョンズ(アソシエイト・プロデューサーとしてクレジットされている)の手腕も見逃せないと思います。
 1曲目「ババ・オライリー」でのシンセサイザーやヴァイオリン、「無法の世界」のシンセなど、アレンジも素晴らしいが、バンドとしての充実ぶりを示す曲として私があげたいのが、「ビハインド・ブルー・アイズ」と「無法の世界」。「ビハインド~」に見られる、美しい静の部分とハードな動の部分との絶妙なバランス、後者のハードかつメロディアスな曲展開はタウンゼンドのソングライターとしての才能を示している。前者でのダルトリーのヴォーカル、キース・ムーンのドラミング、後者でのタウンゼンドのギターは、それぞれのプレイヤーとしての充実ぶりを示していると言えましょう。「静かなる男」ジョン・エントウィッスル(2002年に死去)はあまり目立たないが、自作の「マイ・ワイフ」(アルバム中唯一タウンゼンド作でない)を披露。これがまたハードでカッコいいんだ。この曲で重要な役割を果たしているバックのピアノは、ニッキー・ホプキンスじゃなくてダルトリーだね。リマスタリングを担当し、「リイシュー・プロデューサー」としてクレジットされているジョン・アストレイは確かヴァージニア・アストレイのお父さんじゃなかったかなぁ?ヴァージニアはピート・タウンゼンドの義妹。
 現行盤は2枚組のデラックス・エディション。ボーナス・トラックが20曲も収録されているので、これを買うのがよろしかろう。ただし、トラックリストを見る限りでは、15が収録されていない模様。
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