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461 OCEAN BOULEVARD / ERIC CLAPTON [エリック・クラプトン]

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『461 オーシャン・ブールヴァード』エリック・クラプトン
1.マザーレス・チルドレン
2.ギヴ・ミー・ストレングス
3.ウィリー・アンド・ザ・ハンド・ジャイヴ
4.ゲット・レディ
5.アイ・ショット・ザ・シェリフ
6.アイ・キャント・ホールド・アウト
7.プリーズ・ビー・ウィズ・ミー
8.レット・イット・グロウ
9.ステディ・ローリン・マン
10.メインライン・フロリダ


 レインボー・シアターでの復活ライヴ(『レインボー・コンサート』)の翌年、マイアミでレコーディングされたこの作品で(全米アルバム・チャート4週連続No.1)、クラプトンは見事にカムバックしました。フロリダという地域的な要因もあるでしょうが、カラッとした明るい雰囲気でヴォーカルも伸び伸びとしています。弾きまくるギター・ソロもありませんが、リラックスした良い雰囲気の演奏で、楽しそうに演奏している姿が目に浮かんでくるような作品に仕上がっています。いわゆるレイド・バックってやつですね。
一般的には、全米シングル・チャートのNo.1となったボブ・マーリーのカヴァー「アイ・ショット・ザ・シェリフ」がよく知られている曲ですが、アコースティック・バラードの「プリーズ・ビー・ウィズ・ミー」から、サビが印象的な隠れた名曲「レット・イット・グロウ」(ツェッペリンの「天国への階段」の、イントロっぽいフレーズが印象的)、ロバート・ジョンソンのブルース・ナンバーのカヴァー「ステディ・ローリン・マン」の3曲の流れが聞き所という気がします。そして「ゲット・レディ」でのイヴォンヌ・エリマン(ロック・オペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」 でマグダラのマリアを演じ、78年には『サタデー・ナイト・フィーバー』のサントラ「IF I CAN'T HAVE YOU」 が全米No.1となる)との掛け合いが渋くて、とてもイイ感じです。声域の狭い彼には、こうしたソウルフルな雰囲気が強く出せる曲や、「プリーズ・ビー・ウィズ・ミー」のようなバラードが似合うと思います。ブルース的な湿った感触は薄いですが、やはりクラプトンの代表作の一つとしていいでしょう。2004 年には、2枚組のデラックス・エディションがリリースされました。
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