SENSE / LIGHTNING SEEDS [ライトニング・シーズ]
『センス』 ライトニング・シーズ
1.Sense
2.Life Of Riley
3.Blowing Bubbles
4.Cool Place
5.Where Flowers Fade
6.Small Slice Of Heaven
7.Tingle Tangle
8.Happy
9.Marooned
10.Thinking Up Looking Down
ライトニング・シーズのセカンド・アルバム(92年)。1、5、6がテリー・ホール、8がイアン・マクナブ(元アイシクル・ワークス)との共作。
『英国ロックの深い森』の記事に見られるように、ライトニング・シーズの作品の中では地味な作品です。『ディジー・ハイツ』の日本盤ライナーで、宮子和眞氏は『ジョリフィケイション』について「線の細さが目立つ」「無菌室で育まれたようなツルッとしたプロダクション」と書いていましたが、その評価は『ジョリフィケイション』よりもこの『センス』のほうに感じられるように思います。でも曲の出来はすべて水準以上。最高傑作とは言えないまでも、すべての楽曲においてアレンジの妙味は冴えまくっています。イアン・ブロウディという人は、曲の並び順にもこだわっているんじゃないかと思うくらい、曲の並びもいい感じです。また時折60年代ポップのセンスも感じられて、彼の音楽的な引き出しの多さを感じさせます。ベスト・テイクは、思わず一緒に歌いたくなる「Life Of Riley」。
冒頭3曲は素晴らしいの一言。特にブローインバブルズはビートルズ直系のナンバーなのにイアンブロウディのボイスが聞こえた瞬間ドリーミーポップに変身する名曲!
何でベスト盤に入ってないのかわかりません。
by ドライミー (2018-01-29 16:50)
リバプールのDNAを受け継ぐ直系!と期待してたのに結局こけたザ・トルバドールズはかえすがえすも残念でした。
by zep (2018-02-09 21:53)