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1973年4月10日のEMERSON,LAKE&PALMER [エマーソン、レイク&パーマー]

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   『GANTON9』 (HIGHLAND HL550/1)
   DISC 1
    01. 奈落のボレロ
    02. 悪の教典#9 第一印象
    03. ジェレミー・ベンダー~シェリフ
    04. タルカス
    05. 石をとれ
    06. スティル....ユー・ターン・ミー・オン

   DISC 2
    01. ピアノ・インプロヴィゼイション
    02. 石をとれ(リプライズ)
    03. ホウダウン
    04. 展覧会の絵
    05. トッカータ
    06. ロンド

 1973年は、2月20日のドイツ公演(キール)を皮切りに、6月まで続くヨーロッパ・ツアーで始まります。この日は西ドイツ(当時)のルートヴィヒスハーフェン公演。

 これは本当にこの日の公演なのでしょうか?というのも、ここでは「悪の教典」「トッカータ」「スティル....ユー・ターン・ミー・オン」といった『恐怖の頭脳改革』に収録されている曲が収録されていますが、『頭脳改革』のリリースはこの年の11月です。いずれもプロタイプというよりも完全な形で演奏されています。73年ヨーロッパツアーの音源がこの日以外に手元にないので、なんともいえませんが、この日の音源と判断してもよさそうです。というのも、『恐怖の頭脳改革』リリース後の73年11月から始まる北米ツアーでは「悪の教典」は第三印象まで演奏されていますし、また2010年にリリースされたライヴコンピレーション『A TIME AND A PLACE』では、この日の公演と同じ「トッカータ」が収録されています。また同じく『A TIME AND A PLACE』には1曲だけ4月24日のミュンヘン公演が収録されていますが、「ジェレミー・ベンダー~シェリフ」が同じ形で収録されています。

 音質はあまりよくないですが、ライヴで演奏されることは珍しい「奈落のボレロ」が収録されていることや、「ラッキー・マン」がピアノの伴奏入りで演奏されていることなど、興味深い内容です。
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