1973年12月7日のEMERSON, LAKE & PALMER [エマーソン、レイク&パーマー]
Eに続いてLも鬼籍に入り、残るはPだけとなってしまったELP(Pのうちパウエルは最も早くこの世を去っているが)。自分の若かりし頃の復元ポイントが次々となくなっていく。
1973年は代表作『恐怖の頭脳改革』がリリースされた年。2月から6月まで欧州ツアーを行い、そのままレコーディング(6月~9月)、そして11月からは全米ツアーを敢行するという実に充実した年である。この「恐怖の頭脳改革ツアー」は、73年11月のフロリダ公演を皮切りに、年をまたいで翌74年4月の「カリフォルニア・ジャム」まで約60回の公演を行っているが、このツアー中74年2月10日のアナハイム公演(カリフォルニア)の模様を収めたのが、LP3枚組でリリースされたオフィシャルの『レディーズ&ジェントルメン』だ。
AQUAKARN#10
HIGHLAND HL350/351
【DISC1】
01. HOEDOWN
02. JERUSALEM
03. TOCCATA
04. TARKUS
Eruption
Stone of Years
Iconoclast
Mass
Manticore
Battlefield
Epitaph
Aquatarkus
05. BENNY THE BOUNCER
06. TAKE A PEBBLE (Fugue)
07. STILL...YOU TURN ME ON
08. LUCKY MAN (with Piano)
09. PIANO IMPROVISATIONS (inc. Little Rock Getaway)
10. TAKE A PEBBLE (Conclusion)
【DISC2】
01. KARN EVIL 9
1st Impression
2nd Impression
3rd Impression
02. PICTURES AT AN EXHIBITION
Promenade
Outroduction
この日はカナダのトロント公演。音質は並で、マスターに起因すると思われる音飛びやらヨレなどがあるが、演奏自体は素晴らしい。絶頂期へと昇りつつあるバンドの勢いを感じさせるステージだ。「ホウダウン」ではエマーソンのアドリブ・ソロが秀逸。絶好調である。「エルサレム」ではエンディングの♪In England's green and pleasant landでレイクが♪ラ~ンド↑と上げて歌うところがカッコいい(オフィシャルの『レディーズ&ジェントルメン』でもこのように歌っている)。さらに「ラッキー・マン」はピアノ伴奏付だし、これで高音質だったら言うことないのに....。怪獣「タルカス」の突進もかくやと思える演奏は、スリー・ピース・バンドのライヴとは思えない迫力。「エピタフ」~「アクアタルカス」も静と動の対比が素晴らしく、これをイイ音で聴きたかった!CD2は、欠落がさらに激しくなる。音質は悪いが、いい演奏なので我慢して聴いていると突然飛んでしまうので、精神衛生上よろしくない。
1973年は代表作『恐怖の頭脳改革』がリリースされた年。2月から6月まで欧州ツアーを行い、そのままレコーディング(6月~9月)、そして11月からは全米ツアーを敢行するという実に充実した年である。この「恐怖の頭脳改革ツアー」は、73年11月のフロリダ公演を皮切りに、年をまたいで翌74年4月の「カリフォルニア・ジャム」まで約60回の公演を行っているが、このツアー中74年2月10日のアナハイム公演(カリフォルニア)の模様を収めたのが、LP3枚組でリリースされたオフィシャルの『レディーズ&ジェントルメン』だ。
AQUAKARN#10
HIGHLAND HL350/351
【DISC1】
01. HOEDOWN
02. JERUSALEM
03. TOCCATA
04. TARKUS
Eruption
Stone of Years
Iconoclast
Mass
Manticore
Battlefield
Epitaph
Aquatarkus
05. BENNY THE BOUNCER
06. TAKE A PEBBLE (Fugue)
07. STILL...YOU TURN ME ON
08. LUCKY MAN (with Piano)
09. PIANO IMPROVISATIONS (inc. Little Rock Getaway)
10. TAKE A PEBBLE (Conclusion)
【DISC2】
01. KARN EVIL 9
1st Impression
2nd Impression
3rd Impression
02. PICTURES AT AN EXHIBITION
Promenade
Outroduction
この日はカナダのトロント公演。音質は並で、マスターに起因すると思われる音飛びやらヨレなどがあるが、演奏自体は素晴らしい。絶頂期へと昇りつつあるバンドの勢いを感じさせるステージだ。「ホウダウン」ではエマーソンのアドリブ・ソロが秀逸。絶好調である。「エルサレム」ではエンディングの♪In England's green and pleasant landでレイクが♪ラ~ンド↑と上げて歌うところがカッコいい(オフィシャルの『レディーズ&ジェントルメン』でもこのように歌っている)。さらに「ラッキー・マン」はピアノ伴奏付だし、これで高音質だったら言うことないのに....。怪獣「タルカス」の突進もかくやと思える演奏は、スリー・ピース・バンドのライヴとは思えない迫力。「エピタフ」~「アクアタルカス」も静と動の対比が素晴らしく、これをイイ音で聴きたかった!CD2は、欠落がさらに激しくなる。音質は悪いが、いい演奏なので我慢して聴いていると突然飛んでしまうので、精神衛生上よろしくない。
2016年は70~80年代洋楽を一世風靡した至宝達が相次いで亡くなる特筆の年でしたね。デビッド・ボウイ(1月)、グレン・フライ(1月)、モーリス・ホワイト(2月)、キース・エマーソン(3月)、ジョージマーチン(3月)、プリンス(4月)、レオンラッセル(11月)、グレッグレイク(12月)、ジョージマイケル(12月)・・・、こうやって並べてみるといかにロック黄金期の大物アーティストの訃報が続いたことか・・。EL&Pは「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲)をレコード針が擦り切れるほど聴いていましたネ~。冒頭に有名なクラシックサウンドが鳴り始め、序盤はキースとカールが息を合わせて絡み合うムーグシンセサイザーとドラムの叩き合い、その後壮大な組曲が展開されていき、グレッグレイクが高らかに歌い上げる「キエフの大門」でクライマックスを迎える名盤は最高でした!可愛かったカールさん、今はいいおじさんになりましたが長生きしてほしいものです。
by RW (2017-10-28 19:53)
中でも私は、ボウイ→プリンスの連続パンチには、当時熊本地震のあとだったこともあり、本当に悲しかった記憶があります。カールさん、かわいい顔して、確か空手の達人?でわざわざ日本に昇段試験受けに来たとか、今は亡き『ミュージック・ライフ』で読んだ記憶があります。
by zep (2017-11-22 22:13)