1975年1月29日のLED ZEPPELIN [レッド・ツェッペリン]
『A Quick Get Away』(TDOLZ Vol.068)
DISC 1
01. Rock And Roll
02. Sick Again
03. Over The Hills And Far Away
04. In My Time Of Dying
05. The Song Remains The Same
06. The Rain Song
07. Kashmir
08. No Quarter
DISC2
01. Trampled Underfoot
02. Moby Dick
03. How Many More Times
04. Stairway To Heaven
05. Whole Lotta Love
06. Black Dog
07. Communication Breakdown
『フィジカル・グラフィティ』が好きなので、75年と77年のライヴをよく聴く。『Listen To This, Eddie 』や『For Badgeholders Only』といった名盤が多い77年もいいが、USツアーの良好なSB音源や英国凱旋公演のアールズ・コートもある75年のステージもいい。
75年の2月24日に『フィジカル・グラフィティ』がリリースされ、それに合わせて前月1月18日のミネアポリスを皮切りに、大規模な全米ツアーがスタート。しかし、ツアー開始後間もなくロバート・プラントが風邪をこじらせ、26日のセントルイス公演はキャンセルとなってしまった。ツアーが始まった頃には「When The Levee Breaks」や「The Wanton Song」も演奏されていたが、ロバートの体調不良以降はセットリストから外れている。
この日は3日間の休養後に再開されたツアーで最初のステージとなったノースキャロライナ州グリーンズボロ公演。プラントもかなり復調したようだが、音質があまりよくない。そのため、演奏自体もなんとなく精彩を欠いているように感じられるが、よく聴くと標準的なレベルに戻っているような気がする。『コンサート・ファイル』によれば、ステージ終了後の騒ぎを避けるため、メンバーは大急ぎで会場を後にしたということで、『A Quick Get Away』というタイトルは、それに由来するのだろう。無理して聴かなくてもいいレベル....が手持ちの75年アイテムのうち日付が一番早いのはチト残念だが、今後盛り上がる全米ツアーとアールズコートに期待。
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