1982年12月8日 日本武道館公演 [ジャパン]
1982年に日本での解散ツアーを行ったJAPANは、東京で4回のライヴを行った。その4回のうち、12月8日が唯一の武道館公演である(9日・10日 中野サンプラザ、12日 東京厚生年金会館)。この日は土屋昌巳・矢野顕子・坂本龍一・高橋幸宏の4人がサポートメンバーとして参加しており、「Bamboo Music」では矢野顕子の、 「Taking Islands In Africa」では高橋幸宏のヴォーカルをそれぞれ聴くことが出来る。NHKがFMで放送したことから、高音質の優良SB音源が多数出回っており、ほぼ同時期(11月のロンドン)のステージを収録したオフィシャル・ライヴ盤『オイル・オン・キャンヴァス』と聴き比べても面白い(『オイル・オン・キャンヴァス』には土屋昌巳も参加している)。一番音質がいいのは、『BUDOKAN 1982』だろう。かなり良好なテープが元ソースだと思われる。これはDJトークがカットされているが、トークがカットされず残っているCD-R盤『JAPAN SPECIAL BUDOKAN 1982』(『NAKANO SUNPLAZA 1982 1ST NIGHT』Wardour-382のギフトCDR)も優良な音源。
Disc 1
01. Burning Bridges ★
02. Sons Of Pioneers
03. Alien ★
04. Gentlemen Take Polaroids
05. Swing
06. Cantonese Boy
07. Visions Of China
08. Nightporter
09. Ghosts
Disc 2
01. Still Life In Mobile Homes
02. Methods Of Dance
03. Quiet Life
04. European Son ★
05. The Art Of Parties
06. David Sylvian Introduction
07. Bamboo Music ★
08. Taking Islands In Africa ★
09. Life In Tokyo ★
10. Canton
11. Good Night ★
『BUDOKAN 1982』メーカーインフォ
https://www.giginjapan.com/japan-82-budokan/
私が最初に買った「1982 武道館」は、『Visions of China』(2C 154)という3枚組のアナログブートで、NHK-FMで放送された坂本龍一の番組「サウンドストリート」に、デヴィッド゙とスティーヴがゲスト出演したときの模様も収録されている[http://www.chokai.ne.jp/mimori/830111.html]。このアナログ起こしCDが『JAPAN in JAPAN』という2枚組のCD。音はそんなに良くないうえ、別に収録時間が足りないわけでもないのに「Ghost」がカットされるという謎の編集。おそらくCD1と2を分けるときに1曲飛ばしてしまったのではないだろうか。今となっては買う価値はまったくないが、ブートCD創成期の雰囲気全開で面白い。ジャケットにレーベル表記はないが、「you」というレーベル名がCDにプリントされており。また裏面中心近くの円周には「Produced In Taiwan」という刻印がある。そもそも、このCDの正式なタイトルは不明である。表ジャケットには「JAPAN in JAPAN」とあるものの、裏ジャケと盤面には「LAST LIVE SHOW」、背中には「Farewell Last Live Show」とある。
Visions of China
Disc 1 Side A 1.Overture 2.Burning Bridges 3.Sons Of Pioneers 4.Alien Side B 1.Gentlemen Take Polaroids 2.Swing 3.Cantonese Boy 4.Visions Of China | DIsc 2 Side A 1.Nightporter 2.Ghosts 3.Still Life In Mobile Homes Side B 1.Methods Of Dance 2.Quiet Life 3.European Son | Disc 3 Side A 1.The Art Of Parties 2.Bamboo Music 3.Taking Islands In Africa 4.Life In Tokyo 5.Canton SIde B 1.Goodnight 2.'Sound Street' Radio Program |
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