IT'S A BEAUTIFUL LIFE / FREEBASS [ニュー・オーダー]
今年(2020年)は大晦日にハシエンダから「「The Hacienda 24 Hour House Party NYE!」」と銘打った24時間のライヴ配信があるとのこと。トリはフッキーだ。
フリーベースはフッキーのほか、元ザ・スミスのアンディ・ローク、ストーン・ローゼズ~プライマル・スクリームのマニという「マンチェ3大ベーシストによる夢のスーパー・グループ」である。2005年のNMEのインタビューでフッキーは「マニが低音パート、アンディ・ロークが中音パート、そして自分は高音パート担当」と語っていたが、それから5年もの歳月が過ぎてすっかり忘れてしまった頃にリリースされた1stアルバム『IT'S A BEAUTIFUL DAY』(2010)では、アンディ・ロークはギターでクレジットされている(アルバム・リリースの10日ほど前にバンドは解散を表明した)。
ニュー・オーダーでもロック寄りにベクトルが向いていたフッキーがリーダー格だったせいか、出てきた音は正統派、それも80年代テイストのニューウェーヴ系ロック。特にフッキーのベース音は一聴してそれとわかるため、ニュー・オーダー感が強い。
オープニングは爽やかなコーラスワークが印象的なギターポップ。4曲目はベース主体のバンドらしい曲で、フッキーのバック・ヴォーカルもイケてる。クールなダブの6、ヘヴィなツェッペリン風(=ストーン・ローゼズ2枚目風)の8と、ドライヴ感溢れるスミス風の9曲目が聴きもの。ただし、8&9の両曲ともフッキーのベースが入ってきた途端、「ニュー・オーダー風」になってしまうのはご愛敬。9曲目のヴォーカルもいい。
イッツ・ア・ビューティフル・デイ / フリーベース
01. Not Too Late
02. The Only Ones Alone
03. Lady Violence
04. World Won't Wait
05. Kill Switch Pt. 141
06. Stalingrad
07. Secrets And Lies
08. She Said
09. The God Machine
10. Plan B
11. Bury Me Standing
12. Sister Surrender
13. I'm A Believer
Haçienda Recordsのオンラインショップからリリースされたオンライン版に収録されているのは10曲だが、CD版は13曲収録されている。10~13の3曲は、一応ボーナストラック扱いらしい。厄介なのは2枚組で、米盤と英盤ではボーナス・ディスクの収録曲がまったく異なる。Haçienda1という番号の英盤のボーナス・ディスクはインスト集で、オリジナル13曲のインストが収録されているが、HAC3という番号の米盤はシングル「Two Worlds Collide」の全曲のほか、オンラインのみリリースされた「You Don't Know This About Me (The Arthur Baker Remixes)」や「Fritz Von Runte - Freebass Redesign」などのレアな曲が収録されているので、米盤の方がオススメ。ジャケットは英盤も米盤も同じなので、新品であれば貼ってあるステッカー(英盤「Limited Edition with bonus disc It's A Beautiful Life "The Instrumentals"」、米盤は「US WXCLUSIVE 13 TRACK BONUS DISC」)を見るか、裏ジャケの曲クレジットで要確認。AmzonJPでは1枚モノしかないが、海外サイトでは英盤・米盤ともによく見かける。「You Don't Know This About Me」のベースラインはJDの「She's Lost Control 」とNOの「Ceremony」をミックスしたような感じだが、この曲の「Fritz Von Runte 33 Redesign」のイントロはモロに「Ceremony」で草。
フリーベースはフッキーのほか、元ザ・スミスのアンディ・ローク、ストーン・ローゼズ~プライマル・スクリームのマニという「マンチェ3大ベーシストによる夢のスーパー・グループ」である。2005年のNMEのインタビューでフッキーは「マニが低音パート、アンディ・ロークが中音パート、そして自分は高音パート担当」と語っていたが、それから5年もの歳月が過ぎてすっかり忘れてしまった頃にリリースされた1stアルバム『IT'S A BEAUTIFUL DAY』(2010)では、アンディ・ロークはギターでクレジットされている(アルバム・リリースの10日ほど前にバンドは解散を表明した)。
ニュー・オーダーでもロック寄りにベクトルが向いていたフッキーがリーダー格だったせいか、出てきた音は正統派、それも80年代テイストのニューウェーヴ系ロック。特にフッキーのベース音は一聴してそれとわかるため、ニュー・オーダー感が強い。
オープニングは爽やかなコーラスワークが印象的なギターポップ。4曲目はベース主体のバンドらしい曲で、フッキーのバック・ヴォーカルもイケてる。クールなダブの6、ヘヴィなツェッペリン風(=ストーン・ローゼズ2枚目風)の8と、ドライヴ感溢れるスミス風の9曲目が聴きもの。ただし、8&9の両曲ともフッキーのベースが入ってきた途端、「ニュー・オーダー風」になってしまうのはご愛敬。9曲目のヴォーカルもいい。
イッツ・ア・ビューティフル・デイ / フリーベース
01. Not Too Late
02. The Only Ones Alone
03. Lady Violence
04. World Won't Wait
05. Kill Switch Pt. 141
06. Stalingrad
07. Secrets And Lies
08. She Said
09. The God Machine
10. Plan B
11. Bury Me Standing
12. Sister Surrender
13. I'm A Believer
Not Too Late
Haçienda Recordsのオンラインショップからリリースされたオンライン版に収録されているのは10曲だが、CD版は13曲収録されている。10~13の3曲は、一応ボーナストラック扱いらしい。厄介なのは2枚組で、米盤と英盤ではボーナス・ディスクの収録曲がまったく異なる。Haçienda1という番号の英盤のボーナス・ディスクはインスト集で、オリジナル13曲のインストが収録されているが、HAC3という番号の米盤はシングル「Two Worlds Collide」の全曲のほか、オンラインのみリリースされた「You Don't Know This About Me (The Arthur Baker Remixes)」や「Fritz Von Runte - Freebass Redesign」などのレアな曲が収録されているので、米盤の方がオススメ。ジャケットは英盤も米盤も同じなので、新品であれば貼ってあるステッカー(英盤「Limited Edition with bonus disc It's A Beautiful Life "The Instrumentals"」、米盤は「US WXCLUSIVE 13 TRACK BONUS DISC」)を見るか、裏ジャケの曲クレジットで要確認。AmzonJPでは1枚モノしかないが、海外サイトでは英盤・米盤ともによく見かける。「You Don't Know This About Me」のベースラインはJDの「She's Lost Control 」とNOの「Ceremony」をミックスしたような感じだが、この曲の「Fritz Von Runte 33 Redesign」のイントロはモロに「Ceremony」で草。
コメント 0