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TRAFFIC / TRAFFIC [スティーヴ・ウィンウッド]

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『トラフィック』
1. ユー・キャン・オール・ジョイン・イン
2. パーリー・クイーン
3. ドント・ビー・サッド
4. フー・ノー・ホワット・トゥモロウ・ブリング
5. フィーリン・オールライト
6. ヴァガボンド・ヴァージン
7. 40,000ヘッドメン
8. クライン・トゥ・ビー・ハード
9. ノー・タイム・トゥ・リヴ
10. ミーンズ・トゥ・アン・エンド
〈ボーナス・トラック〉
11. 繁みの中の欲望
12. アム・アイ・ホワット・アイ・ウォズ
13. ウィザリング・ツリー
14. メディケイテッド・グー
15. シャンハイ・ヌードル・ファクトリー

68年リリースのセカンド・アルバム。一時グループを離れていたデイヴ・メイスンがカムバックして発表された作品です。プロデュースはおなじみのジミー・ ミラーですが、エンジニアとしてグリン・ジョーンズ(ビートルズその他)とエディ・クレイマー(レッド・ツェッペリン、KISSなど)がクレジットされて います。
時代を投影したサイケな前作と異なり、フォーキーでブラック・ミュージクの要素が強い作品。彼らの原点回帰とも言える作品でしょう。好みにもよるでしょう けど、私はこちらの2枚目の方が好み。火花散る、といった感じではありませんが、スティーヴととデイヴの持ち味がいい形で相乗効果を出していると思いま す。どちらかというと、アナログではB面に当たる6以降の曲のほうが、ブリティッシュっぽくてよい感じです。特にクリスのフルートとソプラノ・サックスが 素晴らしい。叙情的なフルートがジェスロ・タルを彷彿とさせる「ヴァガボンド・ヴァージン」「40,000ヘッドメン」、泣きのサックスが印象的な大作 「ノー・タイム・トゥ・リヴ」など、彼の活躍ももっと注目されてもいいはず。
ボーナス・トラックではメイソンが再び脱退した後にシングルとしてリリースされた「メディケイテッド・グー」が聞き物。ロック的アプローチの強いこの曲 は、ウィンウッドがほとんどの楽器を演奏しており、彼の才能が遺憾なく発揮された曲。情感あふれるギターが素晴らしいです。
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