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DARK SIDE OF THE MOON / PINK FLOYD [ピンク・フロイド]

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『狂気』 ピンク・フロイド
1. (a)スピーク・トゥ・ミー / (b)生命の息吹き
2. 走り回って
3. タイム
4. 虚空のスキャット
5. マネー
6. アス・アンド・ゼム
7. 望みの色を
8. 狂人は心に
9. 狂気日食

 狂気は月の作用によるということで、lunaticとかmoonstruck という言葉が生まれたそうですが、確かに暗い夜空に浮かぶ月を眺めていると、不思議な感覚にとらわれます。月夜に聴きたいアルバムの1つ。
 リスナーにどれだけ豊かなイメージを与えてくれるかという点は、いわゆる「プログレ」の重要なファクターだと思います(その意味では、ツェッペリンの「ノー・クォーター」「イン・ザ・ライト」「カシミール」などは僕にとってプログレなんですが......)。その意味でこの作品は、イマジネーションを刺激する傑作アルバムです。オープニングの心臓の鼓動音をはじめ、SEの使い方も効果的です。私はiPodにいれてこのアルバムを聴くようになってから、この作品のダイナミックさを改めて認識しました。
 意識を包み込んで、月が輝く夜空に運んでいくかのような音楽。それでいて、難解ではない解りやすさを備えていることも大きな魅力です。アメリカでも受け入れられたことは、そのことを示しています。特に「マネー」以降のB面は圧倒的。


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