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VALENTYNE SUITE / COLOSSEUM [コラシアム]

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コラシアム『ヴァレンタイン・スイート』(『ヴァレンタイン組曲』)
Disc 1
  1.ザ・ケトル
  2.エレジー
  3.バティーズ・ブルース
  4.ザ・マシン・デマンドズ・ア・サクリファイス
  5.ザ・バレンタイン・スイート:
   テーマ1 ジャニアリーズ・サーチ
   テーマ2 フェブラリーズ・バレンタイン
   テーマ3 ザ・グラス・イズ・オールウェイズ・グリーナー
  6.Arthur's Moustache
  7.Lost Angeles

Disc 2 THE US ALBUM "THE GLASS IS GREENER"
  1.Jumping Off the Sun
  2.Lost Angeles
  3.Elegy
  4.Butty's Blues
  5.Rope Ladder to the Moon
  6.Bolero
  7.The Machine Demands a Sacrifice
  8.The Grass Is Greener

 コラシアムの第2作(69年)。ハイテクニックに裏打ちされた、ジャズとロックのクロスオーヴァー、本領発揮の快作。なかでもデイヴ・グリーンスレイド(kbd)の才能が遺憾なく発揮された大作インストの「ヴァレンタイン組曲」は圧巻。メンバーの高い力量に支えられたインプロヴィゼイションの応酬は手に汗握るほどスリリングです。

 現行CDでは2枚組となり、Disc1には2曲のボーナス・トラックが収録されています。いずれも69年11月18日にBBCの番組「トップ・ギア」のために収録されたテイクで、ジェームズ・リザーランド(Vo/G)脱退後に収録されたものです。特に「Lost Angeles」は、クリス・ファーロウ(元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジがツェッペリン解散後にリリースした『ロサンゼルス』で、「殺ったのは誰だ」のヴォーカルをとっていた英国のブルース系ヴォーカリスト)のヴォーカルである点は興味深いです。またディスク2は、アメリカ編集盤『ザ・グラス・イズ・グリーナー』全曲を収録という豪華盤。ディスク2とのダブりは8曲中3曲のみで、うち1曲「Lost Angeles」はテイク違い。ラベルの「ボレロ」など聞き物も多いですが、アメリカ受けを狙い、ポップになった印象を受けます。
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