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デヴィッド・ボウイの切手 [デヴィッド・ボウイ]

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 イギリスのロイヤル・メールにオーダーしておいたボウイの切手がすべて到着。購入したのは、1万セット限定のファンシート3種(「ハンキー・ドリー」「ヒーローズ」「アラジン・セイン」)と、3000セット限定のThe Berlin Years Souvenir Coverの計4種。合計は£47.49で、送料が£2.15の計£49.64。決済時のレートは£1=147.220円で、支払いは7,308円と、切手としては結構な値段。でも全部ナンバリングされていて、出来の良いアイテム。ファンシートは額に入れて飾っておきたいくらい。

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 最初「The Berlin Years」だけ届いてファンシートがはいってなかったので、ロイヤル・メールの問い合わせフォームから「Hello, today I have received my package. I had ordered 4 items, but received only one item. why???」と送ったら、「I am sorry you’re still waiting to receive part of your order. Having checked this I can see your other 3 items are packaged together, these were despatched on 21-3-17. Please allow up to 25 working days for delivery of these. Regards 」と返事が来て、1週間後に到着。
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LOW / DAVID BOWIE [デヴィッド・ボウイ]

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『LOW』(1977)
01.Speed of Life)
02.Breaking Glass
03.What in the World
04.Sound and Vision
05.Always Crashing in the Same Car
06.Be My Wife
07.A New Career in a New Town
08.Warszawa
09.Art Decade
10.Weeping Wall
11.Subterraneans

Bonus Track
12.Some Are (Previously Unreleased)
13.All Saints (Previously Unreleased)
14.Sound and Vision (Remixed version,1991)


 万華鏡を覗いているような感覚を抱かせるアルバム。ブライアン・イーノによる、今聴くといささかチープなシンセがポップながら硬質なイメージを感じさせるA面。オープニングの「スピード・オブ・ライフ」や「サウンド・アンド・ヴィジョン」の赤や青のイメージ、そしてA面ラストの 「ニュー・キャリア・イン・ニュー・タウン」 のキラキラ感から、レコードひっくり返してB面に移ったら、どんよりした灰色に染まっていくような感じ。「目眩く(めくるめく)」という言葉を目にすると、連想ゲームのように、僕はこの作品を思い出す。

 中学生の頃、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)がヒットした関係で、「エレクトロ・ポップ」(当時は「テクノ・ポップ」と呼ばれた)を聴くようになったが、僕の感性に合ったのはクラフトワークだった。この『ロウ』のB面を聴くと、クラフトワークの『ヨーロッパ特急』 のタイトル・ナンバー「ヨーロッパ特急(Trans-Europe Express)」や、『人間解体』のタイトル・ナンバー「マン・マシーン(The Man Machine)」を聴いた時と同じ感覚に陥る。真冬の夕暮れ、落書きで一杯のベルリンの壁の前を黒いコートの襟を立てて歩くような、人工的で荒涼としたヨーロッパの風景。


ロウ  <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品

ロウ <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2014/01/29
  • メディア: CD



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STATION TO STATION / DAVID BOWIE [デヴィッド・ボウイ]

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『スティション・トゥ・ステイション』デヴィッド・ボウイ
1. ステイション・トゥ・ステイション
2. ゴールデン・イヤーズ
3. ワード・オン・ア・ウィング
4. TVC 15(ワンファイヴ)
5. ステイ
6. 野性の息吹き
ボーナストラック
1. ワード・オン・ア・ウィング (Live)
2. ステイ (Live)

 『ヤング・アメリカン』に続いて1976年にリリースされた作品。5分を越える長い曲が並び(特にタイトルナンバーは10分を越える大作)、(歌詞にも出てくるコカインはまだ手放せなかったにもかかわらず)この時期のボウイの調子のよさを物語っています。中でもタイトルナンバーでの奇妙な躍動感は、アール・スリックのヘヴィなギターと ロイ・ビタンの軽快なピアとも相まって、ボウイの才能がピークに達していることを示しています。
 さらに続く「ゴールデン・イヤーズ」(シングル・カットされた曲です)では、前年の『ヤング・アメリカン』ではまだ消化し切れていなかったブラック・ミュージックが、完全に自家薬籠中のものとされてることにも注目したいところ。歌唱もソウルフルでさに加えて、パワフルさを感じさせます。ユニークな「TVC15」とともに、アルバムのハイライトと言えるでしょう。
 個人的にベスト・トラックは「ステイ」。鋭いギターのカッティングとクールなボウイのヴォーカルが際だつこの曲は、ハードさと華麗さが同居したボウイの面目躍如といった曲です。

 ライコ盤に収録されていたボーナストラックの2曲は、77年3月23日のアメリカン・ツアーから、ナッソー・コロシアムでのライヴ。ジャケットは、映画「地球に落ちてきた男」のワンシーンからで、最初にRCAからリリースされたときはモノクロでした。
 ラスト「野生の息吹」は、1957年の同名映画のタイトルソングですが、どうも邦題が今ひとつ。この曲に感じられる陰影礼賛的なヨーロッパ的耽美感は、次の名作『ロウ』へとつながっていきます。
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YOUNG AMERICANS / DAVID BOWIE [デヴィッド・ボウイ]

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『ヤング・アメリカン』デヴィッド・ボウイ
   1.ヤング・アメリカン
   2.愛の勝利
   3.ファスシネイション
   4.ライト
   5.幸運の神
   6.アクロス・ザ・ユニヴァース
   7.恋のささやき
   8.フェイム
 〈Bonus Track〉
   9.フー・キャン・アイ・ビー・ナウ?
   10.イッツ・ゴナ・ビー・ミー
   11.ジョン・アイム・オンリー・ダンシング・アゲイン

 75年のリリース。前年の6月から始まった大規模なアメリカン・ツアー「ダイヤモンド・ドッグ・ツアー」に疲れ切ったボウイはコカインに耽溺するようになり、ツアーは約1カ月で中断されることになりました。その模様は『デヴィッド・ライヴ』に収録されている通りですが、ジャケット写真のまるで幽鬼のようなボウイの姿は、コンディションの悪さを察するに十分です。
 この状況を打開するためにボウイがとった「荒療治」が、ブラック・ミュージックへの接近です。これまでの周到に計算された音楽づくりというやり方に変えて、力強さを希求した結果がこれだったのでしょう。「フィリー・ソウル」の中心であるフィラデルフィアのシグマ・サウンド・スタジオで、黒人ミュージシャンを集めて作られたサウンドは、「とりあえずやってみました」的なできばえで、完全に成功したものとは言えません。しかしシグマ・サウンドでの体験は、その後ニューヨークでジョン・レノンとともにレコーディングされた2曲(6と8)の成功、そしてプラスティック・ソウルの完成形態とも言える名曲「ゴールデン・イヤーズ」を含む次作『スティション・トゥ・スティション』へとつながったことは確か。ジョン・レノンの他、カルロス・アロマー、アール・スリックらを迎えてレコーディングされたこの2曲のうち、レノン、アロマーとの共作「フェイム」は全米No.1を獲得、懸案であったアメリカでの成功をも手にしたわけです。6と8がアルバムに収められることになったため9と10は没になったわけで、当初のコンセプトからすればいささか皮肉な話。
 「フェイム」は90年にリミックスされました。CD(RCD5-1018)に収録されたのは、以下の通り。
   1. FAME 90 (with QUEEN LATIFAH)
   2. FAME 90 (House Mix)
   3. FAME 90 (Gass Mix)
   4. FAME 90 (Hip Pop Mix)
   5. FAME 90 (Absolutely Nothing Premeditated/Epic Mix)
このうち「House Mix」と「Hip Pop Mix」のリミックスはアーサー・ベイカー。アナログ7インチ盤(A面は「Gass Mix」)のB面には「Bonus Beat Mix」が収録されています。
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DIAMOND DOGS / DAVID BOWIE [デヴィッド・ボウイ]

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『ダイアモンドの犬』
 1.未来の伝説
 2.ダイアモンドの犬
 3.美しきもの
 4.キャンディディット
 5.美しきもの(リプライズ)
 6.愛しき反抗
 7.ロックン・ロール・ウィズ・ミー
 8.死者の世界
 9.1984年
 10.ビッグ・ブラザー
 11.永遠に周り続ける骸骨家族の歌
<Ryco盤TOCP-8208のボーナス・トラック>
 12.ドゥー・ドゥー
 13.キャンディディット(デモ・ヴァージョン1973)

〈30thアニヴァーサリー・エディション:Disc2〉
 1.1984/ドゥー・ドゥー
 2.愛しき反抗 (U.S. Single Version)
 3.ドゥー・ドゥー
 4.グロウイン・アップ
 5.キャンディディット(ALT VERSION)
 6.ダイアモンドの犬(EDIT)
 7.キャンディディット(INTIMACY MIX)
 8.愛しき反抗(2003 MIX)

 74年のリリースで、この作品からミック・ロンソンが参加していません。前作『ピンナップス』はカヴァー集(当時の妻アンジーが選曲したといわれている)なので、『アラジン・セイン』に続くのはこの『ダイヤモンドの犬』と考えた方がよさそう。ジャケットに描かれているボウイの下半身が、裏ジャケでは犬になっており、性器が描かれていたことからリリース当時はこの部分が修正されていたらしい。
 「1984」とか「ビッグ・ブラザー」という曲名から分かるとおり、ジョージ・オーウェルの近未来小説『1984年』をモチーフにしたアルバム。タイトルナンバー「ダイヤモンドの犬」から メドレーの「美しきもの」~「キャンディディット」~「美しきもの(リプライズ) 」、そして「愛しき反抗」への流れが素晴らしい。
 「30thアニヴァーサリー・エディション」ディスク2の1と2はボックス『SOUND + VISON』収録のものと同テイク。1はミック・ロンソンとトレヴァー・ボールダーのスパイダース・フロム・マースのメンバーが参加している。5はライコ盤のボーナス・トラックと同テイク。6はK-Telが80年にリリースしたベスト盤に収録されていたテイク。7と8は映画のサントラから。
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